9.上虚下実とは

今回は「上虚下実」について説明します。

 

 

 

上虚 → 上半身の無駄な力が抜けている

 

下実 → 下半身が充実している

 

 

このような状態です。

 

 

「地に足がついた」状態ですね。

 

グラウンディングなんて言い方もしますね。

 

 

この逆が、「上実下虚」。

 

 

上虚 → 上半身にガチッとした緊張がある

 

下実 → 下半身が不安定でおぼつかない

 

 

わかりやすいのは、大舞台での「緊張」。

 

「あがる」という言い方をしますよね。

 

その時、下半身はフワフワして不安定ですよね。

 

 

まさにそれです。

 

 

これは法則みたいなものなので、うまく活用すると。

 

 

下半身が充実するような働きかけによって、上半身の力が抜ける。

 

ということが言えます。

 

 

例えば、肩こりの人に下半身に働きかけて改善を目指すことが可能であるということです。

 

面白いですね。

 

 

同じように、前回書いた「内剛外柔」についても同様です。

 

内側を活性化することで、外側がリラックスする。

 

それも色々と活用できます。

 

 

 

サッカーをはじめとして、あらゆるスポーツ、さらには仕事や学業、日常生活に至るまで、

 

「内剛外柔」と「上虚下実」は一つの理想です。

 

僕自身深めている最中ですが、元々「内柔外剛」かつ「上実下虚」の度合いがものすごく高かったです。

 

一言で言うと、「ガチガチ」な状態。

 

だからこそ、より実感できています。

 

 

今まで色々自分で試してきた中で、この2つの部分は方向性としては間違いないものであると断言できます。

 

快適でよく動く。

 

 

きついトレーニングというのは今でも必要だと思っています。

 

が、きついものに向き合うことと並行して求めたい世界があるというわけです。

 

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。