7.「核の部分」
続き
では、身体の上げて「いける!」という感じにする為には何が一番重要なのでしょうか?
それは、一言で言うと、「身体の内部を活性化させる」ということです。
どういうことでしょうか?
いわゆる「体幹を鍛える」ということには間違いないのですが、順序があります。
また、ニュアンスとしては一般的なイメージの「鍛える」とは違います。
ガシガシ疲労困憊まで追い込むような内容ではありません。
で、この身体の内部を活性化させることでいける!って感じにります。
これは逆もまた然りで、プレーがうまくいっているときって、いける!って感じがします。(しません?)
で、その時は身体内部も活性化している(ことが多い)と感じています。
身体内部から上手に動く方向に身体の状態が針が傾いているわけです。
実はここにはメンタル的な部分も絡んできます。
そもそも、いける!ってのが、そういうメンタルであるということなので。
例えば、「解放された時」って身体がよく動きませんか?
僕の場合記憶にあるのは、「テスト期間を終えた時」です。
身体軽くないですか?
そこには、テスト休みだった為に「疲労がない」ということと、「開放感」が相乗的に作用します。
(後述しますが、ここにも一つのヒントがあります。)
ただ、運動自体していなかった為、持久力は低下しているので、長くは持ちませんが。
で、その状態というのは身体で言うと、以下のように表されます。
これは、僕自身の考える、身体の理想です。
・上虚下実
・内剛外柔
これが全てのベースとなります。
ただ、これだけで競技レベルが決まることはあり得ません。
以後、解説していきますが、他にも色々な要素が複合的に作用します。
が、僕の経験上、これらが競技レベルと一番正比例するように感じています。
「あの選手はモノが違う!」なんていう選手。
そう、本当に根本的にモノが違うのです。
才能の違いのように表現されますよね。
で、面白いのはその「核の部分」を変えられる、ということなんです。
次回は「上虚下実」と「内剛外柔」について説明していきます。
最後までお読み頂きありがとうございました。