もも前ばかりが疲れる2

もも前ばかりを鍛えるのは好ましくない。

 

僕はそう考えています。

 

考え方は色々ありますでしょうし、スクワットでもも前を追い込むことに力を入れているトレーナーの存在も知っています。

 

だからあくまでも僕の場合は、です。

 

で、そのもも前型の選手は、サッカーのプレー中にもそのようになっているケースが多いです。

 

プレー中にそうなっているから、スクワットをやってもそうなると言っても良いかもしれません。

 

そして本人がうすうすわかっているケースも多い。

 

しっくりきていないんですよ、本人的に。

 

スクワットや筋肉の使われ方の話を聞いた時に初めて気づく。

 

自分の状態に。

 

違うんだ、と。

 

僕はしっくりきてない感はよくわかります。

 

僕が超もも前型でしたので笑。

 

全然違いますよ。

 

もも前型の人は、かわいそうだと思います。

 

 

 

 で、もも前型の選手のプレー。

 

プレー中にもも前ばかり使う分には怪我のリスクはさほど問題ないのかもしれません。

 

使いすぎのリスクはありますが、基本は発達して強い部位ですから。

 

もも裏に急激に要求が高まった時にリスクが高まります。

 

例えば、スピードにのったスプリント。

 

フォームなどにもよると思いますが、もも裏のハムストリングスが急激に使われやすくなる。

 

でも、弱いわけです。

 

もも裏の分も、もも前ばかり使われてきているから。

 

前後の出力のバランスも悪い。

 

肉離れのリスク。

 

逆に、足遅い選手ならリスクは低いかもですね。

 

だから、もも前型の選手がもも裏を使えるように変えたら最初は危険だと考えています。

 

今まであまり使われてない弱い箇所が急にメインで使われるわけですから。

 

実際に失敗したケースも知っています。

 

2.3日間かけて筋肉の使われ方を変える出張指導。

 

その時は良かった。

 

スポットのトレーナーだったから使い方を教えて終了。

 

そこから数週間でハムストリングの肉離れを起こす選手が頻発。

 

 

全体像が大事。

 

自分のトレーニング以外で何が起こりうるか。

 

アフターフォローが不十分だとそのようになりかねません。

 

極端な例ですが、「〇〇メソッド出張指導」みたいなのはそこらへんに難しさがあるかもと感じています。

 

このシリーズ、まだ続きます。

 

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。