今回は「開脚を改善するエクササイズ」を紹介します。

事前チェック

まずは現在の状態をチェックします。
- どれくらい開脚できるか
- どれくらい上半身を倒すことができるか
- その時どんな感覚があるか
写真では寝起きでやっています。
自分の中ではつっぱり感が強く、
股関節にもいまいち乗れていない感じ。
エクササイズの方法
エクササイズ①

まずは足の裏を合わせて座ります。
左右の足にそれぞれ手を添えます。

鳩尾を押し込み、骨盤を後ろに転がします。
手で補助しながら片脚を持ち上げていきます。
感覚的には軽く上がりそうなポイントを探しながら行います。
骨盤を後ろにゆっくり転がしながら股関節に意識を向け、
探りながら行います。

脚を降ろします。
この時骨盤は立てるようにします。
左右交互に行います。
エクササイズ②

始めはエクササイズ①と同じです。

腕の下に膝を通して内側に移動させます。

そのまま横座りになります。
骨盤を立てます。
股関節がかたいと体重を片側に逃しやすくなりますので、
逃しすぎないように意識して行います。

再び戻していきます。

膝を外に。

骨盤をきちんと立てます。
左右交互に繰り返します。
エクササイズ③

横座りの状態で前方の床に手をつきます。
その状態で丸める・反る動きを繰り返します。

柔らかく繰り返すことで、少しずつ動きが出てきます。
これも体重を片側に逃しすぎないようにしましょう。
再びチェック

再びチェックします。
- どれくらい開脚できるか
- どれくらい上半身を倒すことができるか
- その時どんな感覚があるか
より開いているんですけど、ちょっとわかりにくいですかね。
股関節にはより乗っている感覚が出てきています。
全身の緊張も取れているのがわかります。
before ↓

after ↓

解説
こちらの内容も、動きを高める内容となります。
終わった後の立った感覚も安定してきます
どれくらい開脚ができれば良いかと言うと難しい部分があります。
例えば、
股関節が柔らかすぎて体幹部の動きが小さい場合
→股関節を痛めるリスクが高まる可能性があります
股関節がかたくて体幹部の動きが大きい場合
→腰痛などを引き起こすリスクが高まる可能性があります
ここらへんの話についてはまた改めて書いていこうと思います。
基準としては、
- 90度以上開く
- 肘が床につく
- 骨盤を垂直よりも前に倒せる
ここは最低限満たしておきたい部分です。
自分の中ではこれを満たしてなければ「かたい」です。
今回紹介したエクササイズを中心に取り組んで頂ければと思います。
股関節がかたすぎて実施が難しい場合は、初めは座布団などの上で行って段階的に下げていって下さい。
今回のエクササイズの動画も配布用動画一覧に加えたいと思います。
5月31日まで無料で提供しております。
ご希望の方は是非ご連絡をお待ちしております。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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