バランス系ツールと歪み
バランス系ツールってありますよね。
バランスボール・ディスク・TRXなどなど
少し引き出しを増やしたくて、色々試してみました。
基本的に自分のトレーニングでは、あまり使わないので。
で、せっかくなので、少しきつめのところまでやってみました。
そこで感じたこと、一つ。
歪みを助長したなぁ、、、。
で、これは別にバランス系ツールが悪いわけではありません。
悪い、というか自分に合ってない使い方に「結果として」なってしまったわけです。
今回試したことが一つあって、それは「歪み修正」と「活性化」。
僕はトレーニングの最初に必ずこれを行います。
自分のトレーニングはもちろん、パーソナルトレーニングでも。
今回は、これをあえて行わずに、トレーニングしたんですね。
そしたら、
ダメでした。
結果として起きたのは、代償の連鎖と歪みの助長でしたね。
終わったあと、身体が気持ち悪い感じ。
そこそこ頑張った分、歪む方向への刺激が強いから、修正もいつもよりしにくい感じがしました。
バランストレーニングは(必ずしも)歪みを修正するわけではない。
トレーニングの現場で誤解されているようにも感じます。
バランス悪い → バランス系ツール
みたいな。
それは少々安易だと思います。
どういう「バランス」を指すかにもよるのかもしれませんが。
バランス系ツールは、不安定が筋肉の活動を促します。
ですが、歪みを修正するわけではない。
例えば、内反足首捻挫した選手が、ディスクに片脚立ち。
足元を見ると、内反気味の荷重でバランスを取っている。
それはあまり意味がないように思います。
今回の僕のトレーニングであれば、バランス系ツールのトレーニングの前に、「歪み修正」と「活性化」が必要だったのでしょう。
つまり、そこらへん別で考えるべき。
歪み修正 → 活性化 → バランスツール系トレーニング
さらには、
よりダイナミックな内容に発展していく。
動的な内容であれば、重心と支持基底面との関係を使いこなしたり。
そういうゴールに向かう上で、バランス系ツールの必要性は、今のところはそこまで感じていません。
バランスと一言で言っても複雑。
考察するのは面白い。
気が向いたらまたやってみよ。
最後までお読み頂きありがとうございました。