友人に青柳の考え方とやり方を伝えた話【前編】

今日は何と、友人が吉祥寺に90分のパーソナルトレーニング を受けに来てくれました。

 

 

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会うのは何と、大学卒業以来!

 3年ぶり15年ぶりです!

 

懐かしいなあ!

 

お互い競技はサッカーでしたが、大学時代は違うサークル所属。

似た分野に興味を持っていたので授業などで一緒の時が多かったですね。

 

今もフットサルをプレーしているということで、

身体のコンディショニングが主目的でした。

 

職業が「理学療法士」ですからね。

こちらも中途半端は許されません。

 

 

というわけで、内容↓

 

自分のブログを読んで頂いていて、質問を頂いた事もあります。

ブログでオススメしている書籍も本日持参されていました。

 

来ましたね!ブログ効果!!

 

で、最初は理論に関するの話を。

 

 

 

まず胴体力について。

 

胴体力は「スポーツ上達のもと」みたいなものですが、

何度か道場に通った経験から「胴体力の上達」にも差があると感じています。

(周囲の方々を見た感想として)

 

胴体力が凄い人はやっぱり凄いし、

凄くない人(失礼)が凄い人を追い抜くことはまずないという印象。

 

道場で実際に教わった感じでは、

「正しい動きを繰り返すことで腸腰筋が活性化されたり、

様々な身体意識が発達してくる」みたいな感じの印象でした。

 

つまり、「胴体力」→「専門スポーツ」なのですが、

人によっては効率悪いように感じています。

 

なので、自分が今実施(推奨)しているのは、

腸腰筋の活性化・骨格の修正」→「胴体力」→「専門スポーツ」です。

 

先に腸腰筋を活性化させて、腸腰筋主導の動きを構築していくイメージ。

これによって代償動作を抑制することができると思われます。

 

胴体力をやり込んでも良くならない人の原因の一つは代償動作かと思います。

使われるべき筋肉が適正なバランスで使われていない。

 

胴体力の動きを見た目なぞるだけなら、代償動作でもできてしまうんですよね。

それだと意味なし芳一です。

 

また、骨格の配列に問題がある場合、それによって筋肉の働きが著しく下がってしまうケースもあります。

その場合は骨格を先に修正する必要があると考えます。

その方が明らかに効率がいいので。

また、関連して内臓のコンディションも同じ事が言えるケースがありますね。

 

胴体力が「専門動作の前提」という位置づけであるなら、

腸腰筋の活性化や骨格の修正」さらに後述する「筋肉コンディショニング」は、

胴体力の前提」とも言えます。

 

それぞれでも効果は高いわけなのですが、

組み合わせる事でさらなるシナジー効果が期待できると感じています。 

 

これらは

・自分が胴体力をやる

・人の胴体力をみる

・人に胴体力を指導する

中で自分が感じている部分ですね。 

 

サッカーでは長友選手が実施していると報道された事がきっかけでしたので、

(自分もその記事が入り口でした)チャレンジしたサッカープレーヤーは多いのではないでしょうか。

 

が、それが今特に脚光を浴びていない大きな理由が、

胴体力という方法論をうまく活かせていなかったのではないか。

そんな風に考えています。

 

例えば、股関節がかたい選手が取り組んで、

しかもそれが単なる可動性訓練みたいになってしまうとまずいです。

 

胴体だけふにゃふにゃみたいになり兼ねません。

可動範囲が大きいので、股関節の分を過剰に補ってしまい負担になる。

そんな風にもなり得るわけです。

 

まあ逆もまずいわけですが。

 

体幹固めるトレーニングをたくさんして体幹がガチガチになり、

股関節のストレッチをしすぎて過剰に動く。

 

これでも股関節を傷める原因や、

末梢である足首の捻挫の原因にもなり得ます。

 

局所的な偏りを生んでしまうと、そういうことになりやすくなってしまいます。

なので、一つの側面からだけでメリットだけを追わないように気をつける必要があります。

 

メリットだけとは限らない。

組み合わせによってはデメリットも起こりうる。

 

ここがトレーニングのややこしい部分なのかもしれませんね。

胴体力失敗した人はここらへんに問題があったのだと思われます。

 

ヨレヨレはまずいので、芯が欲しい。

 

上虚下実と内剛外柔

それが偏りなく全体としてできている。

その上で3方向の適切な動きを、適切な使われ方で動く。

 

だから股関節かたい人は、筋肉コンディショニングから始めるのが良いと思います。

 

 

次に、筋肉コンディショニングについて解説しました。

 

これについては理論的な部分はブログでは割愛しているので、

まずはその部分を重点的に説明。

 

柔軟性↑・筋力↑・張り↓・痛みや違和感↓

これを同時に獲得できることと、そのメカニズム。

 

さらには具体的な方法についてご説明しました。

ここを抑えていると様々な応用が効きますからね。

 

理学療法士の彼なら自分よりもより高いレベルで使いこなせると思いますね。

 

 

その他疑問点にも明確に回答した上で、実技へ!!

 

 

後編へ続きます!

 

友人に青柳の考え方とやり方を伝えた話【後編】