アスリートのパフォーマンスに重要な腸腰筋。
今回は腸腰筋がなぜきちんと働かなくなるのかについて書いていきたいと思います。
なぜ腸腰筋がきちんと働かなくなるのか?
そもそもなぜ腸腰筋が働かなくなるのか?
筋肉なんだからちゃんと働いてくれないと困りますよね?
これには様々な理由があると思います。
その中で、今すぐ改善しやすいことをいくつか紹介してみたいと思います。
中高生時代の自分はこれで完全にやっちまってました。
①筋トレミスってる疑惑
これは筋トレによって腸腰筋が使えない身体に変わっていっているということ。
サッカーの指導者の方の中には少なからず筋トレ否定派がいると感じています。
自身の経験としてそう考える方が多いようですが、それはこの状態に陥ったからだと感じています。
では何をミスっているのでしょうか?
表面の緊張
表面の腹筋がカッチカチになると腸腰筋が働きにくくなります。
身体の理想は「内剛外柔」
外側(表面)の筋肉は余分な力が抜けて、内側が活性化している状態です。
腹筋カッチカチはこの逆になわけです。
6パックへの憧れはわかりますが、腹筋運動には注意が必要です。
腹筋は柔らかく
スピードやキレのある選手は腹筋が柔らかい。
これは今までの経験上言えることです。
大きな力が出せることは悪いことではないですが、
腹筋が固くなってしまうのは問題です。
動きの代償
膝を引き上げるもも上げの動作で働くのは腸腰筋だけではありません。
太ももの前の大腿直筋や、太ももの横の大腿筋膜張筋といった筋肉も働きます。
あくまでも腸腰筋を補助するように働くことが良いと思いますが、
主役の座を奪うことがあります。
筋トレで大きな力を出す中でこのようなことが起こることがあります。
これは本当に注意したい部分で、
自分はサッカーのプレー中の主役の座を大腿直筋に奪われてしまっていました。
実際指導で関わってきた選手達の中でも、
このケースは少なからずいましたね。
②姿勢が悪い
姿勢が悪いと腸腰筋の働きは落ちてしまいます。
これも自分の苦い経験です。
特に、腰を丸めて背もたれに寄っかかって力を抜いた姿勢はヤバいと思います。
腸腰筋が働かないとスッと背中が伸びた座り姿勢を作るのが困難です。
だんだん腰がしんどくなってきます。
腸腰筋活性化すると背筋の伸びた良い姿勢がむしろ楽になります。
③目の疲れ
目の使いすぎによる疲れは腸腰筋に悪影響です。
目は腸腰筋が関わる経絡(気)の流れの通り道でもあるからです。
特にスマホやパソコンの時間には注意すべきです。
電磁波は腸腰筋に良くないですし、姿勢も崩れやすいということもありますね。
まとめ
今回書いた内容、筋トレ・姿勢・目の酷使。
日常でこれらの内容に注意することで腸腰筋の働きが落ちる事を予防に作用します。
参考になればと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。