サッカーはサッカーをすることでうまくなるのか4
前回の続きです。
僕自身の観点では、例えばフィジカルの項目で著しく劣る部分を持っているなら、選択と集中で解決した方が早いことも多いと思います。
サッカーはサッカーで、という中に合理性があるというのはよくわかります。
が、合理的=全てにおいてベスト、ではないと思うんですね。
それがベストの選手も、いるんだろうとも思いますが。
逆に、合理的=焦点がぼやけて全てが中途半端、なんてことも十分あると思っています。
そういう意味で、僕は素走りは必要であるという考えの持ち主です。
うまく活用するメリットがあるから選択肢の一つとして持っていた方が良いと思っています。
「そればかり」では、確かに「サッカー」とのズレが出やすくなるという話もわかるのですが。
結局は
目指すサッカーという最終目的地を踏まえた中でのトレーニングになっているか
が大事であって、
全部が全部
ボールを使って
ゴールを使って
判断を伴って
になる必要はないと思います。
でも、
いや、そんなの当たり前だ。
最初から「全部サッカーだけ」でなんて表現していない、お前が勉強不足だ、と思われる方もいるかもしれません。
であればすみません。
ただ、そういう「全てサッカー」的な解釈をされてしまっているような場面を見かけた経験も少なくないのです。
そもそも素走りが選択肢のリストから除外されている。
それはあまりにもったいないと思うのです。
だから書いている、とご理解下さい。
最後までお読み頂きありがとうございました。