親のプレーへの口出しをストップさせる方法②

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続きです。

 

 

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場の設定をしたら、いよいよ本題へ突入です。

 

 

気をつける点としては、話し方。

 

発言を誤ると、「そんな生意気な口のききかたが〜」みたいな感じで跳ね返ってくる恐れがあります。

 

その場で話の中心にしたかった「口だしをやめて欲しいという話」が、

「お前の口のきき方がいかに生意気かという話」に完全にすり替わってしまいます。

 

そうなったらもう終わりです。

 

ミッションインポッシブルです。

  

なのでここだけは気をつけ、

ものの言い方には細心の注意を払いましょう。

 

 

どのように回避するかというのは関係性や親父の気分によることもあるかもしれません。

 

が、勝利への確率を上げるオススメの言葉があります。

 

 

一つ目は、「いつも言ってくれてありがとう」。

 

これですね。

 

父は良かれと思って言っているので、感謝を示しましょう。

 

ここまでで、

「ちょっといいかな?」から始まり、

「いつもアドバイスありがとう。」などと言われたら、

 父は間違いなく動揺します。

 

完全にあなたの流れです。

 

 

そしてそのまま父に発言させずに本題に入ることです。

 

なぜなら、

 

「いつもアドバイスありがとう。」

 

「そうだろう。俺はないつもお前のことを考えて、、」

 

みたいな感じで気分を良くした父の発言がエンドレスになる可能性があります。

 

そうすると、どこかで話を遮らないといけません。

 

そこで親父の気分が悪くなる可能性があります。

 

そうなるとせっかく作り上げた流れが台無しです。

 

なので、

「いつもアドバイスありがとう。」の後にそのまま話し続けましょう。

 

そこから主張をするわけですが、

きちんと理由をつけ加えた言葉を事前に頭の中で整理しておきましょう。

 

紙に書いてから臨むのも良いかもしれません。

 

 

例えば、

 

「プレーについて言われるのが嫌だからやめて」

 

でも悪くはないと思いますが、

 

「今後は自分で振り返っていきたいから、

アドバイスが欲しいときにだけこっちから聞くようにさせてほしい。」

 みたいな感じで「口出ししてくんな!」という主張をやんわりと伝えます。

 

この時に注意が必要なのは、

やんわりしすぎて伝わらない危険があるということです。

 

これは相手が意図を汲んでくれるかどうかによります。

 

なので、

きちんと伝わっているか怪しいと感じたならば、

そこではっきりと伝えましょう。

 

「プレーについては何も言わないで欲しい。」

 

カーブでギリギリを攻めても手応えがないなら、直球で真っ向勝負です。

 

これは状況によっては相手が怒り出す可能性があります。

 

「お前の為に言ってるんだ!」みたいに。

 

そこで、その可能性を最大限に低下させる一言がこちら ↓

 

「こんなこと言うと怒られるかもしれないんだけど。。」です。

 

この前置きが入る事で、かなりの高確率で相手は怒る事ができなくなります。

 

なぜかというと、それで怒ったらかっこ悪いからです。

 

なので、メンツが8割と言われるおっさんに対しては非常に効果的なフレーズです。

 

 

実際に使用する時は、発言してから少しだけ間をあけましょう。

 

そうすることで相手も心の準備ができます。

 

 

「こんなこと言うと起こるかもしれないけどプレーに関しては言わないで欲しい。」

 

 

よりも

 

 

「こんなこと言うと起こるかもしれないけど、、」

 

「・・・。ゴクッ。」 ←父

 

「プレーに関しては言わないで欲しい。」

 

 

この方が伝わりそうじゃないですか?

 

 

注意点の補足としては、

激昂する可能性があるのであれば母か兄か姉を同じ空間に置いておくのも有効かもしれません。

 

この第三者が完全に父親サイドにつくのがわかっているのであればダメですが、

そうでないのであれば傍聴人が中立な立場から味方になってくれる可能性が高いです。

 

「誠心誠意伝えていることを感情的に却下された」という目撃者が味方についてくれるかもしれません。

 

うまくいけば別の場で説得を試みてくれるかもしれません。

 

 

なのでこの、第三者作戦の布石を意識しつつ場の設定をしましょう。

 

 

 

以上をまとめてシュミレーションすると、

 

 

キッチンで母が食器洗い中の食後のリビングにて(頼れる第三者の確認)

 

「ねえ父さん、ちょっと今話せる?」(場の設定)

 

「おうどうした?」(シラフの父)

 

「テレビ消して話したいんだけど」(場の設定。場合によっては移動)

 

「いいよ。」

 

「いつも色々プレーのことアドバイスくれるよね?ありがとう。でさ、これからはプレーについては自分で色々考えていきたいから、聞きたいときだけこっちから聞くようにしたいんだ。」

(感謝+やんわり主張)

 

「まあでも言った方が良いからさ。。」(通じなかった)

 

「こんなこと言ったら怒られるかもしれないんだけど、プレーに関しては口を挟まないで欲しいんだ。」(リスクマネジメントした上で直球)

 

まあこれで通ったら完了ですね。

 

 

にも関わらず、また言われたら、

 

「ごめん、こないだ話したけど、プレーについては言わないでもらえる?」と繰り返し言いましょう。

 

これまたできれば第三者がいる前でやりとりしましょう。

 

 

以上色々書いてきましたが、

一つだけ知っておいてもらえると嬉しいです。

 

 

それは、

言いたくなるのは親父の性(サガ)だということです。

 

これは自分自身痛感していることですが、

息子(小1)はサッカーをしているのですが、

めっちゃ色々言いたくなります。

 

自分自身の修行だと思って我慢してますけど。

 

子供のことを想うが故なのですよ。 

 

 

そんな親の気持ちが存在することも汲んでもらえると幸いです。

 

 

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。