背中筋トレ記事の補足

昨日の記事でちょっとわかりにくかった部分があったようなので、補足します。

 

 

昨日の記事↓

【実技】背中を鍛える筋トレプログラム

 

この中に書いた、お腹を膨らませるという部分です。

 

 

 腹式呼吸と胸式呼吸

 

まず、記事のやり方は腹式呼吸とは違います。

 

腹式呼吸だと、

吸う → お腹膨らませる

吐く → お腹凹ませる   です。

逆に胸郭(肋骨)は動きませんよね。

 

 

記事で紹介した内容では凹ませることはしないです。

プレー中には圧がかかった安定が必要だと思っているので。

 

プレー中に大事なのはむしろ胸式呼吸だと思っています。

お腹に圧がかかった状態で呼吸をすると必然的にそうなります。

 

胸式呼吸では

吸う → 胸郭が膨らむ

吐く → 胸郭が戻る   です。

逆にお腹は圧がかかってあまり動かないイメージです。

 

 

プレー中は胸式、リラックスを作る時は腹式。

厳密な言い方として適切かはわかりませんが、自分の中ではそんな位置づけです。

 

緊張状態を過剰に感じたら腹式ですね。

それはそれで非常に大事だと思います。

 

プレー中は外力に耐える必要があるので、

それが呼吸のタイミングに大きく左右されると問題になります。

 

息を吐く時は弱いみたいな話になってしまうので。

それじゃ困りますよね。

 

大事なのは弾力性 

 

ただ、とにかく膨らませるみたいな感じもちょっと違うかと思っています。

そういう主張も聞いたことはあるのですが。

 

もしそれがそうなら、

サッカー選手の写真は全てお腹が出ていないといけないということになります。

そんなこともないと思うわけです。

 

 

じゃあどんな感じかというと、

ヘソの下5cmあたりを押して弾力性があるかということかと思います。

 

必ずしも風船みたいに膨らませることではないかなと思います。

でもきちんと圧はかかっている。

そういうイメージです。

 

腹筋で固めるというのとは違います。

ガチッとしているか、高反発の圧がかかっているか。

 

また、ガチッとしていても内部では高反発の圧がかかっていることもあると思います。

逆に、表面がガチッとしているだけで、内部は抜けてしまっていることもあると思います。

 

ちなみに私、後者のようになりがちの人間です。

そうなると不調も出やすいと思います。

 

健康のバロメーターでもあるわけですね。

弾力性があった方が健康的なイメージないですか?

 

笑うと健康に良いというのはお腹に圧がかかるから。

お腹を軽く押しながら、お笑い番組見て試してください。

笑っている時には圧がかかるはず。

 

くしゃみや咳も吐きながら圧がかかりますね。

ストローを加えて息を吐いてみると、それだけで圧がかかります。

 

このストロー呼吸はメンタルを保つためにもオススメの呼吸法です。 

今の時期には非常に有効です。

 

大事なのは弾力性があることです。

昨日の記事ではそんなイメージだったのですが、ちょっと表現が不十分でした。

 

固めるのか凹ませるのか膨らませるのか 

 

あと、体幹トレで

お腹を固める、凹ませる、膨らませる

色々なことが言われています。

 

正直自分でもまだ整理できていない話なのですが、

これらも結局、弾力性があるかが大事なのかなと思っています。

 

押して弾力性があればOKだし、なければまずい。

現状そのように解釈しています。

 

 

昨日の記事のエクササイズ①だとわかりにくい場合は、

風船を膨らませると良いと思います。

膨らませる時にお腹を軽く押してみると、弾力性があると思います。

 

子供の体幹レーニングとしても有効かと思います。

風船を膨らませるのが苦手な子の圧は、低い可能性が高いと思います。

 

胴体力ではどうか 

 

この圧については胴体力の種目でも色々試している最中です。

例えば、イスに座って丸める反る動き。

 

これ↓

飛龍会 オフィシャルホームページ

 

まず、お腹ががっつり膨らんでいるわけではないですね。

 

そしてこれ、形だけなぞって進めるとヘニャヘニャになると思うんですよね。

背骨の可動性は高まるけど、その分不安定になる。

 

力強さが、ない。

胴体力で失敗したりピンとこなかった人はそこらへんが要因かもしれません。

 

背骨の可動性が低い人には最初は効果的。

可動域という意味では。

 

ですが、胴体力って可動性だけのトレーニングではないのです。

動きの中で圧を確認しながらやると良いと感じています。

 

「圧がかかっている」というのはつまり内部で支えているわけです。

ソファーでだらんと座っている時には圧は抜けているはずです。

 

胴体力の丸める」と「ソファにだらんと丸まっている状態」

全然違いますので混同してはいけません。

 

ソファーでだらんもリラックスには良いかもしれませんが、

使い分けを理解して実践する必要があると思います。

 

メンタル的にも、

やる気やバイタリティの大きさではっきりわかると思います。

 

 

丹田は意識を向ける部分という意見もあり、体感もしました。

が、それだとチームやパーソナルで伝えるのが難しいんですよね。。

 

なので、自分はなるべくエクササイズ的にできる方法を探しています。

 

最後に

 

ガーッと書いてきましたが、まだまだ探求は必要です。

しばらくしたら全然違うことを言っているかもしれません!笑

 

良いエクササイズ、良くないエクササイズというのは言われますが、

この弾力性の部分でも評価が変わるのかもしれませんね。 

 

エクササイズ+意識を向けれたらバッチリだと思います!

 

 

また前提として、骨格や内臓のコンディションは重要になってくると思われます。

  

引き続き色々試してみたいと思います。

 

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。