前回の続きです。
今回で終結させますね。
もっと駆け引きを、とか。
インテリジェンスを、って話になる。
サッカーだから!って。
ごもっともなんですが、僕はあまり好きな表現ではないんですね。
フィジカル強化に否定的なニュアンスを感じるからです。
そこは関係ない、みたいな。
「フィジカルだけ」ではありません。
でも、「インテリジェンスだけ」でもないと思うのです。
じゃあ例えば、50m(一般的にイメージが湧きやすいように50mで!)を走るのに10秒以上かかる選手がプロの世界で裏を取りまくってゴールを量産できるでしょうか?
インテリジェンスで何とかなりますか?
絶対無理ですよね?
極端だ!と言われそうですが、最低水準があるというのは、そういう事です。
やはり鍛えて伸ばさないと!
色々な意見があるとは思いますが、少なからずどのカテゴリーでも起こりうる事だと考えます。
日本代表のフィジカルの話も同じ。
フラクタルな感じ。
一つ上のステージで闘ったら、不足していた。
ということになると考えます。
その内容が単純なものであるほど、しんどいですよ。
でも、代表でそれが表面化しても、代表が困ると思います。
対応にも限界があります。
例えば、かつて岡田ジャパンでは、選手全員に体幹トレーニングを課されました。
有名な話ですね。
良い取り組み。
が、違和感も感じたんですね。
なぜ、代表でそれをやらなくてはならないのか?
鍛えられた集団が集められているはずなのでは?
と、思いました。
だから、育成だと思うのです。
自分が育成年代に関わっているというのもありますが(笑)。
しっかり鍛えて押し上げていきましょう!
何をどう伸ばすか?
エネルギーの使いどころを整理すれば、確実に効果がでる側面があるのがフィジカルだと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。