スピードを伸ばす為の2大ポイント2

aoyagiphysical.hateblo.jp

 

続きです。

 

スピード向上の為の2大ポイント

 

前回は「振り出す脚のタイミング」について書きました。

 

今回はもう一つのポイント

「支える脚がきちんと支えること」

について書いていきます。

 

 

「支える脚がきちんと支えること」とはどういうことでしょうか?

 

いや、走ってたら身体支えてるやん!

 

まあ確かにそうなんですが、、

「大事なのは力を逃さないこと」です。

 

せっかく脚を素早く振り出そうとしても、

支えが不安定だと最大限活かすことはできません。

 

伝わらずに逃げてしまう。

 

多い例で言うと、

まず足首ですかね。

 

足首がフニャッとしすぎてしまうと支えが弱く加速が弱まります。

 

砂浜でダッシュすると明らかに硬い地面やタータンを走るよりも遅くなりますよね?

 

ズブッとなって推進力を発揮しづらい。

 

そんな状況が足首にあるということです。

 

足首が砂浜みたいになってしまってるわけです。

 

伝わりますかね?

 

 

あとは、

いわゆる「腰が落ちた」フォームですね。

 

これは股関節や膝関節が曲がりすぎて、

力を吸収してしまっている状態です。

 

この走り方で頑張るとめちゃ疲れます。

 

 

これに関しては、

関節を曲げすぎずに距骨にしっかり荷重できているかがが大事だと思います。

 

スクワットをしてみるとわかりますが、

距骨にしっかり乗せることで、

明らかに出力が変わります。

 

自分の最近のマイブームは片脚立ちなんですが、

スプリントも連続的な片脚立ちともとれますよね。

 

片脚立ちでしっかり(力みなく)支えられるというのは非常に重要だと思っています。

 

ここら辺は2月に徹底的に深めていきたいと思います。

 

 

最近はスプリントトレーニング指導に関する動画を何本か観ました。

 

その中で、

結局最重要ポイントは、

やはりこの2点に集約されるように思います。

 

 

中でも和田賢一さんという方の動画はたくさん観ました。

 

専門はビーチフラッグスですが、

最近はサッカー関係のYouTube動画に登場が。

 

www.youtube.com

 

 

ウェブでこの方の記事をみて驚きました。

 

the-ans.jp

 

ジャマイカまで行ってトレーニングに励み、

3ヶ月で100mを1秒短縮したそうな!!!

 

その行動力に裏打ちされた発言が、

「誰でも必ず足は速くなる」

 

素晴らしいなあと。

 

「後天的に何とかなる」 というのは自分が追求し続けている部分です。

 

シンプルな直線スピードでそれを成し遂げた言葉には説得力があります。

 

 

ちなみに、

この記事に書いている2大ポイントというのは、

実を言うと和田賢一さんの主張のパクリですと同じ話です。

 

 

 いや本当、

色々あるんですよポイントが。

 

別のある動画では、

「まっすぐな姿勢」「弾む足の裏」「鋭い腕の振り」

 

 これがポイントだー!って。

 

わかるんですけどね。

 

自分はやはり、

「振り出す脚のタイミング」

 「支える脚がきちんと支えること」

を推すべきだと考えています。

 

例えば、

まっすぐな姿勢を作るってのは、

アゴを引いてしまうことになりかねないかなと。

 

また、

腕の振りにフォーカスしすぎると、

サッカーの中で融通が効きにくくなる可能性もあるかなと思うんです。

 

そこらへんは色々考え方あると思いますが、

サッカーに繋げることが目的であるなら、

きちんと骨盤後傾の力発揮を伴いながら脚を振り出す練習をした方が良い。

 

繰り返しになりますが、

ドリブルやキックの向上に繋がりやすくもなるからです。

 

 

また、サッカーでの障害とも関連が深いと思うんですよね。

 

サッカーでの腰を反って痛いような腰痛では、

骨盤前傾で腰椎前弯というケースが多いです。

 

足の振り出しと共により強まっていきます。

 

腸腰筋の解剖学的な作用としては正しいわけですが、

後傾の力がきちんと作用していることが大切です。

 

そうでないと、

腰痛や股関節痛になりやすくなります。

 

なぜ股関節痛になるかというと、

キックで骨盤の後傾でのリードが弱いとその分股関節(つけ根)で頑張りますから、

いつかは局所的に痛めることになりやすいわけです。

 

なので、自分は股関節屈曲のエクササイズは気をつけないといけないと考えています。

 

骨盤後傾を伴うことを「代償」と表現する情報に触れたことがありますが、

むしろ逆ではないでしょうか。

 

 

色々書いてきましたが、

「スピードを伸ばす為の2大ポイント」、

参考にして頂ければと思います。

 

 

 

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。