奇跡は父にも起こる。
たまに書いております、息子のサッカーの話を。
是非こちらを読んでから↓
まずはリフティングの話
あれ(上の記事)から、1ヶ月半ほど経ちました。
火・木・金は習い事、
それに加えて最近は雨も多く、
なかなかリフティングはできずにおりました。
フラストレーションが溜まる息子。
(リフティング嫌いだった以前からは全く考えられない現象です。)
今日は久しぶりに公園へ親子で繰り出しました。
序盤から調子の良い息子。
20分ほど続けたところで、
ついに100回を達成しました!!
わお!凄い!!
1年前、最高5回。
4ヶ月前、最高8回。
きましたね〜!
そして全て右のインステップというね笑。
ももとかインサイドとか、
他の部位はどこも使えません笑。
そこから今日は左を練習し始めた息子。
何と11回できました!!
凄くないですか?
右利きの小3が左のインステップで11回。
結構ちゃんと当たってるのですよ。
3月くらいの右より上手いではないか!!
4月くらいには、
「3年生のうちに30回できたらいいな!」
「6年生で100回できるようになりたい!」
5月には
「3年生のうちに100回できたらいいな!」
それが最近は
「夏休みにもしかしたら100回できるかも!」
目標が切り替わってきていました。
誰にも強制されるでもなく。
しかも彼の場合、目標設定が結構適切でして。
上に書いた目標って軽い感じなんですよ。
「そうなれたらいいな〜。」みたいな。
あんまり執着しずぎず、
具体的なんですが結構テキトーな感じ(深刻ではない)のです。
毎回やる時に今日の目標とかさりげなく言ってたりするんですが、
それも、前回までの最高の6割くらいの回数だったりするんですよ。
なので、大抵達成できます!笑
結果として楽しくなるので行動の量が上がっていきます。
ここら辺の話、「目標設定」に詳しい方ならピンとくると思うのですが、
かなり理にかなっています。
そして結果として
プレッシャーのない中で夢中になって取り組む絶対時間が長い
こうなっています。
これって理想的だと思うんですよね。
で、本日100回達成したわけですが、
夏休みは緊急事態宣言期間で自宅にいるので、
ひたすらリフティングやると燃えております。
もう1種類のミラクルとは
本記事のタイトルには2種類のミラクル、と。
もう1種類について書いていきます。
それは、アラフォーのおっさんの話です。
アラフォーのおっさんのリフティングの話なんてどうでもいい方は読み飛ばして下さい。
私は左脚が全くダメです。
ポンコツです。
どれくらいポンコツかというと、
高校時代にクロスからシュートの練習をする時に、
絶対に左に並べないほどポンコツでした。
右からのクロスしか私はやらない。
貫き続けていたら先輩に怒られました。
仕方なしに左に並んで一回だけ左のクロスにチャレンジしました。
そうしたら、怒っていた先輩が「右だけやればいいよ。」と優しく伝えてくれました。
まあそれくらい左ヒザ神の私でしたので、
左のリフティングなど全くできないわけでございます。
高校時代はせいぜい5回くらいでしょうか。
もちろん20代、30代の時も左のリフティングなどやりません。
そんな私ですが、
息子のリフティングを観てるだけだと暇なので
最近一緒にやり始めました。
折角だから実験したろ。
そう思い試していたら、これがなかなか良くてですね。
自分の考えとしては、
①良い身体の状態を創る
②時間をかけて専門練習
このステップがベストだという考えを持っています。
息子のリフティングはひたすら②ですね。
でも②でゴリ押せるほど私の左は甘くないわけですよ。
できる気しない。
できる気がしない感覚がある。
(上手い人にはこの感覚はわからないと思います。)
中高生時代の自分にはこの「できる気がしない」感覚が強かった。
今ではこの感覚は正しかったと感じていて、
できる気がしない感覚は身体機能の不十分さから起こる。
そしてこの逆も言えて、
身体ができる状態になるとできそうなイメージ・感覚が湧きます。
なので、
身体を良い状態にする = 成功確率を実際に高める
となります。
以上のことから、
①良い身体の状態を創る
というステップは必要不可欠になります。
(もちろん「①だけ」でも不十分です。)
戦略的な方法です。
10代の自分が聞いたらすげー裏技。
ズルでしかないように思うかも笑。
で、本日。
左のインステップのみで150回!!
40のおっさんに奇跡が起きました!!
①良い身体の状態を創る
②時間をかけて専門練習
このシンプルなステップは全てに有効です。
②で伸ばしたい内容に応じて①を絞ることもできます。
リフティングの場合は
・腸腰筋の活性化
・股関節の最適化
・視覚・前庭覚への感覚入力
この辺りですね。
3分くらいです。
3分で成功確率を飛躍的に上げることができるのですよ。
・余分な力が抜けて、自分の身体が楽に支えられる
・自分とボール、外部環境との関係性が感覚的にはっきりする
・身体がイメージ通りに動きやすくなる
効果としてはこの辺です。
つまり、
・身体が力みやすい
・空間認知が苦手
・動きがぎこちない
こういう選手に有効な内容です。
こういうズル戦略を色々考えるのは楽しいです。
今後はキックやドリブル、アジリティなどでも試行錯誤する予定です。
息子がハイレベルなスクールに入ってどうなったか
こちらの記事の最後の部分、
恐れ知らずの息子は新たなスクールの門を叩きました。
どうなったか。
まあなかなか大変です。
だって下手なんだもん笑。
まあ一番下のレベルなのは間違いはないですね。
ただ、だいぶ変化が出てきました。
・少しずつ理解度が上がってきました
→ どう動くかを考えることができるようになってきた
・めっちゃハードワークするようになりました。
→ 雰囲気がそうさせました
・球際に強くいけるようになりました。
→ 深くいきすぎてアフター気味になることも。。
内容は守備に関することが中心ですね。
ドリブルスクールなのに笑。
あっ、ボール扱いも少〜しずつ上手くなってきてますよ!
下手だから対人トレーニングではなかなかボール握れないわけです。
なのでまずはやられないように、ボールを奪えるようにと守備を。
対人トレーニングを毎回録画して、
練習後の夜に映像を観ながら20分程度ディスカッションしています。
今まで多くの方の指導を目の前で見てきていますし、
一応B級ライセンスも持っているので。。
父と息子2人で始めたミーティングですが、
なぜか最近は妻と娘(3歳)も参加しています笑。
息子、そもそもサッカーのルールもよくわかっていないくらいの感じなので、
スポンジのように吸収しております。
自分の予想としては、
頭で理解できるようになっても、実際にはできないだろうな
そう思っていました。
が、意外にちゃんとできてるのです!
これは予想外でした。
息子はアート教室で毎週工作したりとか、
立体迷路で遊ぶのが好きだったりもします。
また、自宅ではよくハンモックでゆらゆらしてます。
そういった部分もプラスなのかなあとか思う今日この頃。
毎週映像ミーティングしてたら理解度は上がっていくと思うので、
継続していきたいと思います。
自分のプレーを映像で見て振り返るって凄く大事だと思うんですよね。
僕自身は一度もやったことないですが笑。
自分が小学生だったらこんなことやってもらいたい。
そんなサポートや接し方を心がけています。
続く。
最後までお読み頂きありがとうございました。