【体験談】NASM-CESの試験について

今回はNASM-CESの取得を考えている方に向けて書いてみますね。

 

昨日、このような記事を書きました↓

aoyagiphysical.hateblo.jp

 

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資格取得にあたって、実際に経験した部分を書いていきたいと思います。

これからCES取得を考えている方のお役に立てればと思います。

 

 

どのような資格なのか?

資格名:NASM-CES

National Academy of Sports Medicine

Corrective Exercise Specialist !

 

ざっくり書くと、

身体をチェックして

問題点をあぶり出して

改善の戦略を立てて

改善に導く

そのような内容に特化した資格となります。

 

どのように申し込むのか?

こちらから申し込みができます

trainer.j-wi.co.jp

教材の内訳は?

テキスト約400ページ プラス40程度の動画(講義・実技説明など)

各章のタイトルはこちら↓

  • 1章コレクティブ・エクササイズの科学的根拠
  • 2章身体の動きの科学の紹介
  • 3章人間の運動障害を理解するためのエビデンスに基づくアプローチ
  • 4章健康リスク評価
  • 5章静的姿勢評価
  • 6章動作評価
  • 7章関節可動域の評価
  • 8章筋力評価
  • 9章抑制テクニック:セルフ筋膜リリース
  • 10章伸長テクニック
  • 11章活性と統合テクニック
  • 12章足部と足関節の障害に対するコレクティブ・ストラテジー
  • 13章膝関節の障害に対するコレクティブ・ストラテジー
  • 14章腰椎・骨盤・股関節複合体の障害に対するコレクティブ・ストラテジー
  • 15章肩関節、肘関節、および手関節の障害に対するコレクティブ・ストラテジー
  • 16章頸椎障害に対するコレクティブ・ストラテジー

費用は?

税込41800円です。

これにテスト1回分が含まれています。

 

自分が申し込んだタイミングは少し安くなっていて、37400円でした。

捉え方人それぞれですが、かなりリーズナブルな設定のように感じました。

 

受験場所は?

試験はオンラインで行われます。

オンライン試験ができる場所は全国にたくさんあり、

そこから自分の都合に合わせて選ぶことができます。

 

自分の場合は「新宿駅前テストセンター」で試験を受けました。

新宿駅前テストセンター(Daiwa西新宿ビル)

 

ビルの8階にあるのですが、とても清潔な環境でした。

試験に集中できると思います。

 

他にも何名かが試験を受けており、漢検だったり色々な試験が受けられるようですね。

スタッフさんも丁寧に接して下さいました。

 

試験の方式は?

試験は全て、4択問題です。

90分で100問です。

(7割以上で合格となります。)

 

時間としては十分と感じました。

画面上でカウントダウンタイマーが動いているので、

少々プレッシャーを感じました。

 

1問ずつ画面に表示され、

「次へ」のボタンで進んでいく感じ。

 

「後で考える」的なボタンもあり、

一通り問題を解いてから戻りやすい形になっています。

 

確実なのはそのまま進めて、

確証がない問題は一応回答だけしておいて「後で考える」を。

この機能は非常に便利でしたね。

試験が進めやすかったです。

 

試験内容の傾向・難易度は?

ほとんどが機能解剖が絡んだ内容です。

 

・この筋肉にはどのような動きの作用があるか?

・このような姿勢だとどの筋肉が弱化しているか(緊張しているか)?

・改善するためにどの筋肉を抑制(活性)するか?

・改善の為の適切なエクササイズ(の配列)は?

 

などが多かったですね。

あとは、

・テキストに出てくる数値

・テキストに出てくる用語

 

に関する理解の問題も出ました。

 

なので、

「テキストをきちんと理解する」

これに尽きると思います。

 

また感想としては、

「引っ掛け問題はない」

という印象です。

深読みせずに素直に回答した方が良さそうです。

 

テキストに演習問題があるのですが、

同等の難易度と考えて頂いて良いかと思います。

 

あと、テキストの演習問題では写真を見て評価をする問題が多いのですが、

テストでは写真は一切出てきませんでした

 

なので全て文字を読んで想像する必要があります。

テストエクササイズや関節の動きの用語をきちんと理解している必要があります

 

自分の場合は、

「距腿関節」「距骨下関節」「回内・回外」「内返し・外返し」「内転・外転」

などの用語が咲き乱れて混乱しました。。

 

あとは、演習問題でもそうなのですが、「独特の言い回し」があるので、

そこはきっちり抑えておいた方が良いかと思います。

 

あとはテキストでも演習問題でも、

訳が間違ってる内容が結構あるんですよね。

 

これは安心して学習できるように改善して欲しいところですね。。

自分はメディカル寄りではないので、

この用語って本当にそのまま使って大丈夫なの?(訳が違うのでは?)

という部分も否めなかったです。

 

実際に行った勉強方法は?

以下、自分の勉強内容です↓

 

・(1章ごとに)テキストを読む

・演習問題を解く

・演習問題と照らし合わせながらテキスト読む

 

上記を1〜16章まで順番に行いました(1周目)

その後、再び

・(1章ごとに)テキストを読みながら要点をワードに打ち込む

・要点は学習の最初と最後に読み同様に章を進める

 

これをしました(2周目)

さらに、

・動画視聴→断念→翻訳の資料があるのでそれを読む(テキストの要点のような感じ)

※動画のエクササイズだけは一通り見ておきました。

 

ここまでで試験前日までの流れ。

本格的には直近1ヶ月くらいでしょうか。

 

購入当初も勉強はしましたが、

どんな風だったか覚えてないです。。

 

そして当日(試験は16時)

・全ての章の演習問題を解き・答え合わせ

・移動中に要点に目を通す

 

でした。

やっぱり何としても合格したいので、

当日も安心できるように問題を解いたわけです(約500問)

めっちゃ疲れました笑

 

途中でやめようかと思ったんですが、

気持ち悪いので最後までやってしまいました。。

 

受けてみた感想は?

前述のように疲れたこともあり、

新宿駅に到着してレッドブルを購入して飲みました。

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ただ、ロング缶しかなくてそれを飲んだのですが、

後々本当に大変でした。

 

なんと、会場がちょっとだけ寒かったのです!

窓際の席だったのですきま風が当たるんですよ。。

 

直前にトイレに行ってから臨んだにも関わらず、

テスト開始15分で既にトイレに行きたくなっていました。

 

翼は授からずに尿意だけ授かりました。

 

なんなら、試験問題よりも尿意の方が気になっていました。

必死に問題に意識を向けました。

 

多少考え込みながらも、100問解いた時点で60分弱でしたので、

時間は十分あるかと思います。

 

最終的には「尿意の限界」「これ以上考えても無駄」みたいなところがあったので、

試験時間を10分残して試験終了ボタンを押しました。

 

即時にスコアが出ました。

90点。

 

無事に合格。

ホッとしました。

 

ただ、どこ間違えたのかは知りたいですね。

 

今後に向けて

この資格の特徴は、あくまでも「筋肉と動き」に焦点を合わせた内容です。

「骨格」「感覚器」「脳」などへのアプローチも学んでいきたいところです。

 

ただ、整理された内容を学ぶことは自分の抜けを知る良いきっかけになりましたし、

テキストの内容は定期的に見直していきたいと考えています。

 
trainer.j-wi.co.jp

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

こちらも参考になると思います↓

https://locozy-fitness.com/wp/mindset/nasm-ces-passed/