小学生がサッカーで上を目指す場合の注意点
自分の息子の所属しているサッカークラブ。
そこから移籍する子が現れました。
「移籍」
これくらいの年代でもあるんですね。
響きがかっこいい!笑
既に足元の技術はかなり高いですからね。
より上を目指す気持ちもわかる。
こういう例は、
地域には結構あるものなのかもしれませんね。
では、そういう子がより上へ繋がる為の注意点は?
考えてみました。
①練習やりすぎ注意
もちろん、練習量はある程度必要ですが、
故障したら何の意味もないと思うんですよね。
高校生を指導して思うことがあります。
筋トレなどを伝えていく時、
変な癖がない方がスムーズです。
スムーズという事はトレーニング効果に差が出ます。
結果として成長に差が出ます。
高校生以後での瞬発力はとても重要な項目ですから、
そこでブレーキになると勿体無いですね。
長い目でみると注意が必要。
②睡眠しっかり
これはそんなの当たり前だと思われそうですが、
早朝出発の遠征だとか遅い帰宅って結構早い年代でもあり得ると思います。
もちろん経験を積んでいく事は大切ですが、
睡眠をきちんと取れる環境整備はとても大事です。
身長は後づけできませんからね。
上の年代になっていくと、「サイズ」で明暗が分かれる要因の一つにもなりますからね。
故障を防ぎ、フレッシュに高い意欲でプレーする為にも重要です。
③サッカーへの偏り注意
「サッカーはサッカーで上手くなる」
そんなニュアンスの言葉はよく言われます。
一方で、サッカーに偏る事で運動能力に偏りが出るのも事実です。
例えば、足元の技術練習に偏ると、上半身の動きが不足しがちです。
(技術練習を否定しているわけではありません)
高いレベルの選手は上半身の使い方も上手い。
で、そうなるにはサッカー「だけ」やるより、
違う道を辿った方が良かったりもします。
個人的には水泳・体操・空手あたりはオススメですね。
④栄養注意
もちろんこれはレベル関係なく全ての子供に言える事です。
ただ、
熱心なチームに入ったら人一倍消耗度が高まりそうですよね。
であるのなら、よりしっかり考える必要がある部分だと思います。
⑤コミュニケーション力
技術は高いけどあまり喋らない子っていますよね。
そういう子は背中で語るタイプなのかもしれません。
が、上のレベルにいけばいくほど、
コミュニケーション力は非常に重要になってきます。
自分の技術で何をしたいのか?
それを味方とどう合わせていくのか?
それを表現できる、できないは雲泥の差になります。
早い段階でそういうことができると明らかに有利です。
低い年代だと上手ければそれほど表面化しない部分かもしれませんが、
非常に重要な部分だと思います。
終わりに
ざっとこんなところでしょうか。
それだけ上の年代で、
サイズや故障、コミュニケーションなどの部分で
勿体無い選手は多いと感じたということですね。
他にもありますが、今回はこのへんで。
最後までお読み頂きありがとうございました。