今回から「姿勢」について書いていきたいと思います。
以前の記事でも書きましたが、
コロナ禍での元気の秘訣として「姿勢」は非常に重要と感じています。
前回の記事↓
今まではそこまで気にしていなかった部分ではありますが、
最近は姿勢の重要性について驚きの連続でした。
正確に言うと、姿勢と呼吸ですね。
この2つは切っても切れない関係性です。
心身相関という言葉があるように、
姿勢は心の状態を反映すると感じています。
例えば、
元気がない状態↑ では不自然ですし、
元気もりもりの状態↑ ではやはり不自然です。
で、さらに言うと、
見た目の姿勢にわからないレベルでも、
それが表現されている部分があります。
それが、骨盤底です。
骨盤底がどういう状態か。
それが精神面、そして動きにかなり大きな影響を受けていると実感しました。
順に説明します。
骨盤底とは
骨盤底とは上の写真の空洞を指します。
左右に坐骨結節、お尻の出っ張った骨ですね。
前に恥骨。
そして後ろに尾骨。
これらを結んだ空間、それが骨盤底です。
前後左右でひし形をイメージするとわかりやすいと思います。
動きの中での骨盤底
次に動きの中で骨盤底について説明します。
特に坐骨の幅の変化ですね。
しゃがんで立つ運動をすると、
「しゃがむと離れ、立つと近づく」
これがわかると思います。
しゃがんだ位置から、骨盤底を開きながら立つ。
立った位置から、骨盤底を閉じながらしゃがむ。
どちらも不自然であることがわかると思います。
また同様に、
腰を反る動きでは骨盤底は広がりますし、
腰を丸める動きでは骨盤底は閉じてきます。
で、骨盤底が力まずに開いている時、人はオープンである。
また、骨盤底が力んで閉じている時、人は閉じている。
その他にも、ストレスフルな状態では骨盤底の力みを伴うことが多い。
自分自身非常に腑に落ちている部分です。
そして骨盤底を力ませていると、全身の動きと呼吸が阻害されます。
動きにくいから(動く為に)力を出そうとしすぎ、力みやすい。
全身に力みが派生するわけです。
なので、骨盤底を開くというのは非常に重要な部分だと思います。
そして、骨盤底で開くのは、後ろの三角形です。
この図で言えば、坐骨と尾骨を結んだ下向きの三角形を指します。
ここを開きます。
閉じていると開いている時、
呼吸を比べるとどうでしょうか?
開いている方が楽に深い呼吸ができると思います。
また、
立った状態で足の裏に意識を置きながらやってみて下さい。
閉じている時は、
足の裏が小さくなってくる感覚があるはずです。
一方で、
開いていくと、足の裏指先含めた接地面積が拡大しているような感覚になると思います。
「骨盤底の後ろの三角形を開く」
ここがまず重要なポイントになります。
続きます。
最後までお読み頂きありがとうございました。