昨日の記事に関連して書いて行きます。
昨日の記事から
昨日の記事↓
その中で、メンタル面に注意というのも書きました。
これは、これからの季節に特に考えておくべきことです。
なぜかというと、夏は陰陽五行思想の分類で言うところの「火」。
火のグループに分類されます。
言い換えると「心・小腸」。
このグループは精神面との関わりが深いと言われています。
火のグループはパーッとした感じのイメージになります。
「夏になると開放的にパーッと」
まさにそれです。
行き過ぎると躁鬱(そううつ)の躁(そう)ともとれます。
そして波のようにエネルギーが揺れ動くことを考えると、鬱(うつ)も出やすくなります。
みんなの前では笑顔で元気、でも一人になると、、みたいな感じ。
夏に自殺する人が多いというのもよく言われますよね。
夏には良くも悪くも「火」を高める働きがあります。
それ自体は悪いことと捉える必要はないと思います。
いき過ぎると、まずいわけです。
乱れる可能性がある時期と捉えておくと対処がしやすくなると思います。
具体的な対処の方法はまた別の記事で書こうと思います。
方針は3種類
では陰陽五行を活用した対策の考え方について紹介していきたいと思います。
陰陽五行とは、世の中の万物を5種類に分類したものです。
木・火・土・金・水の5種類です。
陰陽五行を活用した解決法としては3種類です。
それがこちら↓
- 火を調える
- 土に流す
- 水で抑える
順に説明していきます。
火を調える
1つ目の「火を調える」というのは、
夏が属するグループそのものに目を向けて調えるということになります。
陰陽五行には五行色体表というグループ分けの表があります。
そこから具体的な方法も見えてくるわけです。
いくつか紹介しますね!
例えば、
5味で言えば「火」のグループに属する味は「苦」
つまり、苦いものが食薬となります。
例えば、フキ・ゴーヤ・菜の花などの苦味は効果的だと言われます。
ビール・コーヒーなどの苦味は、
「火」に負担をかける可能性があるので注意が必要とも言われていますね。
あとは、
5液で言えば「火」のグループに属するのは「汗」
適度な汗をかくことは重要だとされています。
もちろん熱中症になるほどでは当然問題になりますが、
「暑いからエアコンばかり」というのも危険だということですね。
土に流す
2つ目の「土に流す」とは、
グループ同士の関係性を活用するものです。
関係性には2種類あります。
一つは「相生」
このような図になります↓
これは矢印の方向にエネルギーを補う働きがあります。
一つ前はサポーターの役割を果たします。
上の図で言うと、「火」をサポートするのは「木」のグループということになります。
ただ、今回のテーマで言えば、夏による過剰な「火」のエネルギーをなんとかしたいわけです。
そこで、「土に流す」
土のエネルギーを調える働きかけをすることで、
火のエネルギーがサポート。
結果として火のエネルギーが抑えられることにつながるわけです。
こちらも具体的な部分を紹介すると、
季節で言えば「土用」
また、「5季」で言えば「湿」
夏の前の梅雨の時期での体調も非常に重要になってきますね。
内臓で言えば「胃」
甘いものや冷たいもので胃に負担をかけないようにしましょう。
夏にアイスやかき氷を食べ過ぎることがオススメできないということになります。
「共感・同調」といった性質もあります。
積極的に人との繋がりを構築したり、
複数でのグループで共同作業をするのはお勧めできますね。
今の時期ではなかなか難しい部分もあるのかもしれませんが、
オンラインを活用するのも一つの手段として有効ですね!
ちなみにこの「共感・同調」という性質、
行き過ぎると「依存」とも言えます。
それはそれで問題になるので、覚えておくと良いかもしれません。
水で抑える
3つ目の考え方が「水で抑える」
5グループのもう一つの関係性、「相刻」を活用します。
それを表した図がこちら↓
この矢印は抑制する関係性を表しています。
エネルギーをサポートする「相生」とは逆ですね。
水のエネルギーによって、
火のエネルギーを抑えます。
めちゃめちゃイメージ湧きやすいですよね。
こちらも具体例を紹介します。
「味」でいうと「しょっぱい」が該当します。
ミネラルの豊富に含まれた塩分をきちんと摂るのは有効な方法です。
自分は毎日数回、「ぬちま〜す」という塩を摂るようにしています。
これは本当にオススメです。
あとは、
睡眠をきちんと摂るということですね。
水のエネルギーは睡眠中に養われると言われています。
「水」は季節で言えば冬。
これを1日で考えると「夜」になります。
なので、「夜」にきちんと寝ることが大事です。
夜更かしには気をつけましょう。
今は在宅でお酒の量の増加や夜更かしが多くなりがちかもしれません。
ストレスを「溜めない」または「発散」ことが大事であると考えると、
自分で自分の首を絞めてしまわないようにすることも大切です。
終わりに
今回ご紹介した方法はごくごく一部で、
他にいくらでも考えていくことができます。
陰陽五行を学んでいくと、思わぬ対処法が見つかったりします。
先天的にも個別の5行の特性があります。
自分の場合は金と木が強い。
そこらへんを学び進めると「だからか!」ということがたくさん。
自分の特徴を知り、効果的な対処法を知っておくことは非常にオススメですよ!
最後までお読み頂きありがとうございました。