さようなら、ありがとう

本日、長年共に歩んできた相棒とお別れしました。

 

 

 自分がマリノスで働いている時からの付き合いだから、13年ほど。

本当に大活躍してくれました。

 

 

マリノスで働いている時には「青いベンツ」の異名を欲しいままにした相棒。

 

昼食時には他のスタッフにタクシー扱いを受けながらも、

文句一つ言わず和食一番への送迎を毎日のように頑張ってくれました。

 

仕事帰りには、

クラブハウスから倍以上の距離の遠回りになるにも関わらず、

相棒はいつも某先輩コーチの家を経由してくれました。

 

辛いことがあった日には、

小室ファミリーの音楽をガンガンにかけて励ましてくれました。

 

雪の日に凍結した保土ヶ谷の坂を登っている中、

アクセルを踏みながら滑り落ちるという恐怖を共に経験しました。

 

オフの日には、

満天の湯やスパガーディッシュへいつも連れて行ってくれました。

 

結婚して家庭を築く前から、

今の妻との楽しい時間にはいつも相棒がいてくれました。

 

 徳島に移籍する際には、

たくさんの荷物を積んだ状態で、

何百キロもの距離を軽快に走ってくれました。

 

追突された際には、

当時妊娠中だった妻をしっかり守ってくれました。

 

家族が増えていく中、

その度に快く迎え入れてくれて、

いつも我々家族を楽しい場所へ連れていってくれました。

 

東京へ移籍する際には、

再び何百キロもの距離を頑張ってくれました。

途中の愛知では、極寒の古民家(友人宅)にも泊まりましたね。

 

ブルーの日産車という挑戦的な仕様にも関わらず、

ヴェルディのクラブハウスへの出勤を支え続けてくれました。

 

仕事を変える決断をする際にも、

常に寄り添い続けてくれました。

 

今日まで本当に大車輪の活躍を続けてくれていました。

 

 

そんな相棒とも今日でお別れとなりました。

 

引き渡しの道のりでは、

わざと遠回りをして相棒との時間を過ごしました。

 

もうね、

名残惜しくて名残惜しくて。

 

なんでもっと洗車しなかったのかと後悔したり。

 

 

色々回想しながら、

湧き出る感謝の思い。

 

ただただ感謝。

 

もはや「モノ」じゃないんですよ。

 

 

最後のドライブはわずかな時間で流すのみでしたが、

今までで一番大きな一体感を持てた、

非常に心地の良いものでした。

 

運転中から引き渡すまで、

胸にずっと、ジーンとした感覚が。

 

自分にとっては本当に最高の相棒でした。

 

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さようなら。

 

 

本当に今までありがとう。

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。