今回の記事では腸腰筋がどんだけ重要かという事について書いていきます。
腸腰筋てどの筋肉?
腸腰筋はこれです ↓
腸腰筋は大腰筋と腸骨筋を合わせた呼び名です。
大腰筋はみぞおちのあたりの背骨から内もものつけ根あたりにある筋肉です。
腸骨筋は骨盤から内もものつけ根あたりにあります。
腸腰筋の働きは?
筋肉は縮むことで動きを生み出します。
腸腰筋が働いて起こるのは以下の動きです↓
・膝を引き上げる「もも上げ」の動き
・骨盤を前に倒す「おじぎ」の動き
さらに、
片脚立ちでのバランスや、体幹のあらゆる動きにも関わっています。
この筋肉は、
上半身と下半身を身体の内部でつなぐ唯一の筋肉です。
これがきちんと働くことでムラのない整った動きを生み出します。
身体を操作する上でめちゃめちゃ重要な筋肉なのです。
フィジカル強化の柱として超重要
この腸腰筋、フィジカルの4項目の全てにおいて超重要です。
フィジカルについてはこちらの記事をお読みください↓
なぜなら、全ては「動き」のスケールを高めることだからです。
フィジカル強化というのは、
より良い動き(巧さ)を「より速く」「より力強く」「より何度も」発揮できるようにすることだからです。
レベルが高い選手ほど腸腰筋が発達している
実際にレベルが高い選手ほど腸腰筋が発達しているというデータもあります。
Jクラブの「トップチーム」「サテライト」「ユース」で腸腰筋の太さを比べたところ、トップチームの腸腰筋が一番発達していたという結果となっています。
また、陸上短距離走者はより発達していることが言われています。
スピードを高める上でも非常に重要だということがわかります。
腸腰筋の筋トレをすれば良いわけではない
ここまで読んで、
「よっしゃ!じゃあ腸腰筋の筋トレをして鍛えよう!!」
こう考えた人が多いのではないでしょうか?
ですが、ここで間違えてはいけないのは、
腸腰筋を太くすればパフォーマンスが高くなるのではないということです。
実際は、腸腰筋を使いこなしたあらゆる動作の結果として腸腰筋が発達したのです。
ここを間違えると全く違う方向へ進んでしまいます。
自分もかつて、完全にこれにハマりこんで逆効果になってしまいました。。
腸腰筋を活性化させる
大事なことは、腸腰筋を活性化させて、あらゆる動作で運用することだと感じています。
なので、第一歩としては腸腰筋を活性化させることだということになります。
スイッチオンにすることですね。
それがされているかどうかで全く変わっていきます。
腸腰筋の活性化 → 普段のウォーミングアップやトレーニングという流れに変えるだけでも全体の価値が高まると思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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