ステージを上げたいなら走れるようになれ

今日も朝トレをみっちり1時間。

 

aoyagiphysical.hateblo.jp

 

一つ一つの種目に時間をかけ、

昨日よりもさらに深くできました。

 

コンディションはとても良い。

 

 

 

さて今日は、

チームの活動が停滞してエネルギーが有り余っている育成年代の選手に向けて書いていきたいと思います。

 

 

 

サッカー部に所属している中高生は現在、

チームの活動が自粛となっていると思います。

 

2〜3週程度で再開かなと思っていた部分はありますが、

もしかしたらさらに伸びるかもしれませんね。

 

で、じゃあこの期間に何をしたら良いのか??

 

 

僕の回答は、今より走れるようになれ!です。

 

 

チームの活動が再開した時点で、以前よりも走れるようになっている。

 

根本的なレベルアップに繋げたいなら、これが一番かなと思います。

 

 

もう少し掘り下げて書いていきますね。

 

まず、

チームの活動がなければ体力面はどんどん下がることは想像できると思います。

 

週に5~6日の運動がなくなるので当然ですよね。

 

数日であれば良いリフレッシュになりますが、

そんなレベルではなくなってきていますね。

 

活動再開のスタートでは身体は軽くよく動くかもしれません。

 

気持ち的にも上がっていると思いますしね。

 

ただそれは最初だけで、

すぐに体力の低下を実感することになると思います。

 

 

また、

体力面が低下しているのに気持ちは上がっている。

 

急激な変化に身体がついていけないと、

怪我をするリスクが高まります。

 

やっと再開したと思ったら怪我をしてしまう。

 

最悪ですよね。

 

 

現在は使える時間はあると思うので、

体力面へ働きかける時間を確保すると良いと思います。

 

 

具体的な内容の例としては、

 

◎高校生

 

①20分間のランニングを2セット(心拍数目安150程度)

 

②3分間のランニングを8セット(ランニングでは心拍数目安170~180程度)

 

③1分間のランニングと1分間のジョギングを10セット

 

④ジョギング20分(心拍数目安120程度)

 

 

① → ② → ③ → ④ → 最初に戻る

 

日替わりで毎日繰り返します。

 

 

◎中学生

 

①20分間のランニングを1セット(心拍数目安150程度)

 

②3分間のランニングを6セット(ランニングでは心拍数目安170~180程度)

 

③1分間のランニングと1分間のジョギングを8セット

 

④ジョギング20分(心拍数目安120程度)

 

 

① → ② → ③ → ④ → 最初に戻る

 

日替わりで繰り返します。

 

 

心拍は喉ぼとけから横に辿っていけばすぐにわかると思います。

 

10秒間測って6倍して、

目標心拍数に届いているかをチェックします。

 

 

 

今の時期に何をしたらいいのか?

 

これは様々な意見があって当然だとも思います。

 

補強運動やテクニック動画を無料配信しているケースもあるようです。 

 

それらに取り組むことも一つだとは思います。

 

その際にも持久力が落ちないよう工夫は考える必要はあると思います。

 

 

 

先に出したプログラム例に取り組むことのメリットは、

「持久力を維持向上させること」に加えて、

「必要以上の負荷をかけない」という意味もあります。

 

つまり、

普段の練習よりもトータルでの負荷を落としているので、

やりながら疲労のマネジメントができるということです。

 

 

メリハリのついた負荷をかけるという点においてはむしろチャンスです。

 

活動再開時にスムーズなスタートを切れると思いますよ!!

 

 

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こんな感じのところを走れたらベストです

 

 

持久力が高い水準にあれば、

あらゆるトレーニングへの耐久性にもなりますので、

根源的な飛躍への土台になりうるわけです。

 

あの長友選手は中学3年生の夏以降はひたすら駅伝のトレーニングに取り組み、

飛躍的に持久力を向上させたという話があります。

 

その期間に培った持久力のベースの高さがあったからこそ、

アップダウンを武器にしたサイドバックとして「世界」へ出ていけたと思います。

 

 

持久力を上げることはステージを上げることに繋がります。

 

停滞したエネルギーの発散にもなりますよ!!

 

 

自分の課題に積極的にトライできる、

個人のレベルアップへのチャンス期間だと捉えましょう!!

 

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。