昨日の記事
静岡学園のボール感覚や身体操作は素晴らしい。
ドリブルとショートパスを貫いて全国優勝。
凄いの一言です。
で、じゃあ昨日の記事の最後の部分での話。
その先世界と戦う上ではどうなのか?
僕個人の考えは、やはり「筋トレをしっかり組み込む」ことが必要だということです。
ですが、デメリットは出してはいけない。
ここで言うデメリットとは、「可動域の制限」と「左重心機能のダウン」です。
可動域の制限やそれによる姿勢への影響については昨日の記事でも触れました。
では「左重心機能のダウン」とは?
簡潔に説明すると、
「人間は本来左重心になるように設計されているが、連動性の低い筋トレによって右重心になってしまう」
ということです。
じゃあ連動性の低い筋トレとは?
「体幹の固定」と「直線的運動」です。
体幹の固定は説明しなくても良いですかね。
ガチッと体幹固定する種目全てです。
直線的運動というのは、
回旋(捻り)が入らない運動です。
バーベルでのアームカールとか。
まあ筋トレの種目には多いですね。
これらが右重心にしてしまう刺激になります。
それに対して、
回旋から動きが始まる。
それができると左重心への刺激となります。
これは日本一の勉強会でやった内容です。
自分の中では、
ここを上手くクリアできると、
筋トレで筋肉を発達させるだけでなく、
感覚を磨く訓練にもなると思っています。
チームサポートでは、
現在は伝統的な筋トレ種目と左重心へ働きかける種目を混ぜて実施する形で進めています。
今のところ感触は良いですね。
どんどん改良していきたいと思います。
余談ですが、
選手権で見たある高校は右重心ばかりでした。
見るからに筋トレガチガチやってる感じの選手達。
残念ながらすぐに敗退。
もちろん左重心・右重心の話だけで試合が決まるわけではありません。
ただ、右重心は絶対的に不利だということは言えるわけです。
最後までお読み頂きありがとうございました。