静岡学園と左重心

昨日の記事にも書きましたが、

静岡学園には非常に注目していました ↓

 

濃厚な祝日 - 進化と健康を応援する

 

 

一回戦を観に行ったんですね ↓

2019年、ありがとうございました - 進化と健康を応援する

 

 

 

一回戦の相手は岡山学芸館でした。

 

 

まず思ったのが、

「あれ?静岡学園のこの選手もこの選手も左重心!?」

でした。

 

静岡学園が異質。

 

 

 

連動性高い。

 

立ち姿勢の安定感が違う。

 

無駄な力が抜けている。

 

周りがよく見える。

 

動きがシャープ。

 

振り幅が大きくムチのようなキック。

 

ワンタッチコントロールが秀逸。

 

動きのノイズが少ない。

 

 

 

トラップした瞬間に、

 

ボールはいいところに止まり、

余分な力が抜けてバランス良く立つ。

 

次の動きにすぐにいけます。

 

何でもできるような置き方と立ち方だから、

優位性が高くなります。

 

もちろん状況判断や戦術理解が高い故でもあると思いますが。

 

他のチームだったらラフに蹴っちゃうようなところでも、

ボールと調和。

 

マイボールに。

 

ボールは友達

 

キャプ翼の世界ですね。

 

静岡だけに。

 

 

あと、空間認知が高いと思いました。

 

ロングボールにバランスを維持しながら的確に対応。

 

 

 

「筋肉」が頑張っているというより、

静岡学園は「骨格」が動いている感じ。

 

伝わりますかね?

 

 

リードしてる状況を差し引いても静岡学園の身体は異質な印象。 

 

 

 

 決勝どうなるかなと楽しみでした。

 

 

青森山田高円宮杯で日本一になったチームですから当然強い。

 

体格的にしっかりしている選手が多かったですね。

 

筋トレしてますって感じ。

 

 

気になったのは姿勢。

 

肩が前に出ている選手が結構いる印象でしたね。

 

小胸筋押したら悶絶する選手は多いと思われます。

 

これね、

色々原因考えられるんですけど、

筋トレの影響である可能性が高いと思いました。

 

 

一方で、

静岡学園の選手はすらっとしている印象。

 

力がムチのようにしなやかに伝わる感じ。

 

多分、

筋トレはしていないのでは?

 

風の噂では、

チームでの(ボールなしの)フィジカルトレーニングはないとの話。

 

 

静岡学園の選手の首肩胸あたりを見ると、

骨格で「皿回し」みたいにバランス取ってるような感じ。

 

 

身体の特性としては、

静岡学園は「ハンマーとムチ」で言うならムチですね。

 

僕の価値観では、

ムチのが力を逃がせるし、

力を増幅して伝えることができます。

 

衝撃が伝わる分、

ハンマーのがケガしやすいとも思います。

 

また、

筋トレには「感覚」という意味でのデメリットが起こりうる。

 

静岡学園にはそれがない。

 

机上の空論ではなく、

今後共有しやすいですね。

 

 

ちなみに、

自分が徳島にいた時の育成目標は

 

「スピーディーかつキレのある動きで90分ハードワークできる選手」

 

でした。

 

今回の静岡学園はわかりやすいですね。

 

これこれ!こんな感じです!笑

 

 

 

これはチームの練習内容に何か特徴があるはずです。

 

技術練習への徹底的な拘りだけなのか。

 

それを知りたいですね。

 

予想つきますが、

知りたい。

 

 

ただ、

より上の年代で世界を相手にする場合にどうなのか。

 

そこは考える必要はあると思います。

 

 

 

それについてはまた明日。

 

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改めて写真を見ると、左重心軍団。

 

 

非常にエキサイティングな決勝でした。

 

 

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。