サポートしている光陵高校。
急遽訪問が決まりました。
最近、骨格の修正の重要性を感じています。
骨格のポジションが不適切だと、力がきちんと出ません。
「力が出ないから筋トレ」はわかるのですが、「力が出ない理由」は大事。
それが骨格のポジションの影響があるのであれば、まずアプローチすべきは骨格。
まず力が出しやすくなり、そこから必要に応じて筋トレです。
筋トレで筋力が上がったとしても骨格のポジションは変わりません。
であれば、障害の原因になりうる根本的な解決にはならないわけです。
連鎖の一部である以上は他の箇所の故障にも繋がりうるリスクです。
で、骨格の修正をしたいわけなのですが、選手セルフでは流石に無理。
最近は自らアプローチを始めています。
火曜日は桐光学園。練習後に。
以下、手順。
左右の腓骨頭の高さをチェックします。
で、左が低い選手を分けます。
左脚で支える片足立ちで次のチェック。
多くの場合、足裏が外側荷重になります。
そのグラグラ度を1~3で自己評価。 → 3が最もグラグラ。
で3から優先的に、修正。
腓骨頭が落ちていると、その下の立方骨も落ちています。
そうすると、同側の中臀筋が弱化します。
筋力テストでもはっきりわかります。
そもそも、右の方が強かったらダメです。
中臀筋の弱化により骨盤が不安定でグラグラに。
ますます外側荷重になって、余計に立方骨が落ちます。
荷重がかかっているわけなので。
で、立方骨を適切なポジションに。
そうすると、片脚立ちの外側荷重が改善されます。
筋力チェックをしても、ビシッと力が入ります。
桐光学園は練習後に小出しに。
鹿児島実業も練習後か合宿中なら練習の合間に。
光陵高校ではどうしよう。。
そればかりだと、トレーニング指導ができなくなるし。。
と思っていたんですが、フェスティバルの合間ならやれる!!
ということで実施しました。
選手を修正するのはもちろんですが、今回はもう一つの裏ミッションが。。
女子マネージャーに評価と修正を覚えてもらいました。
しかも、きちんと効果を出せていました。
その模様はこちら⤵️
高校サッカー界初(多分)の、立法骨を修正できるマネージャーが誕生しました!!
おそらく今後、彼女達は大学サッカー界から引く手数多になることでしょう。
これをすることで足関節内反捻挫や第五中足骨疲労骨折などの予防になります。
ちなみに同じ目的の予防でも、
左脚に関しては中臀筋のこれ、右脚に関しては内転筋の方が優先順位が高いように思っています。
どっちも重要だけど「特に」という意味で。
そこらへんの話についてはまた書いていきます。
最後までお読み頂きありがとうございました。