先日の記事。
ちょっと続きを書いてみようと思います。
片脚立ちをすると、左脚は垂直、右脚は斜め。
それが正常だと書きました。
ということは、足裏の荷重は右脚の方が外にかかりやすいということになります。
なので、腓骨頭の高さを左右で比較すると、右の方が低いことは容易に想像できます。
左脚の腓骨頭の方が低かったら問題です。
左脚の腓骨頭が低い場合、その下にある立方骨も下がっています。
立方骨が下がるとお尻の外側の中臀筋の機能が落ちます。
本来左脚は「支える」役割を請け負っています。
にも関わらず、骨盤や股関節を安定させる中臀筋の機能が落ちていると、支えが弱まります。
すると、骨盤が左に流れやすくなります。
そうすると、足裏の荷重は外にかかりやすくなります。
そうなると、さらに腓骨と立方骨が落ちやすくなります。
負のスパイラルですね。
右脚と同じなだけでは?と言われそうですが、左脚は右脚と連鎖が逆なので、同じではないです。
故障のリスクが高まります。
ニーインが起こりやすくなりますしね。
他にも色々ありますが、自分は今書いたような部分は特に重要視しています。
シンプルなので、数分で評価・修正できます。
中臀筋がバシッと入るようになりますよ。
腓骨頭の高さも変わりますし、基本的にすぐ戻るようなことはありません。
自分も勉強会で修正して以来2カ月経ちますが、今も修正した時のまま維持されています。
ちなみに、左脚の過剰な外側荷重により、靴の外側がすり減ることにもなります。
そうすると、機能改善のアプローチをしても、靴で戻されることになります。
お気をつけを!
最後までお読み頂きありがとうございました。