進化への試行錯誤①

サポートしている桐光学園

 

最近はチャレンジが続いています。

 

 

 

隔週で使える空手場。

 

練習のスタートにケアやエクササイズの講習を。

 

3〜40分くらいですかね。

 

それ以上長くなると、その日の鍛錬が不十分に。

 

そもそも、これから鍛えるというタイミングで長々と講習されても、自分が選手なら嫌。

 

 

なんだかんだで時間が経つのは早いです。

 

が、だからといって雑にはしたくない。

 

 

だから、伝える内容は熟考。

 

1か月で60分ですから。

 

 

できることなら全員に。

 

1回でも覚えきるのも難しいので、繰り返します。

 

 

これまでやった内容は、

 

 

・膝の骨格修正による、ハムストリングの活性化

 

・腎臓のリリースによる、腸腰筋の活性化

 

・筋肉コンディショニングによる、筋肉の最適化

 

・左重心を作るためのエクササイズ

 

 

です。

 

 

 

・膝の骨格修正による、ハムストリングの活性化

 

これにより、ハムストリングの出力が上がり、大腿四頭筋優位になるのを防ぐことに。

 

肉離れの予防にも有効です。

 

 

ハムストリングの肉離れ予防といえば、パートナーが足をおさえて、膝立ちからゆっくり倒れるエクササイズが有名ですね。

 

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これ。

 

 

わかりますが、骨格がズレている場合は骨格修正が優先順位として先だと思います。

 

 

 

また、筋力が弱いからリハビリの過程で鍛えてももの前とのバランスを良くする。

 

これについても一緒だと思っています。

 

鍛える段階で修正してから負荷をかけようというアプローチです。

 

前後で立位でかかとを引き上げる動作をすることで、効果を明確に確認できます。

 

 

 

・腎臓のリリースによる、腸腰筋の活性化

 

仰向けに寝た状態で股関節を曲げて脚を挙げる。

 

よくある柔軟性テストですが、重視するのは感覚です。

 

多いのは、ももの前の大腿直筋を使う感覚。

 

動作を腸腰筋優位で行いたいわけですが、それが邪魔されている。

 

その大きな理由が腎臓の癒着です。

 

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位置関係はこんな感じ。

 

腸腰筋と腎臓の癒着が強いと、腸腰筋の働きが落ちます。

 

癒着を剥がすことで、腸腰筋が使われやすくなります。

 

前述の脚を上げるテストでの感覚がはっきり変わります。

 

立位で膝を引き上げるような動作でも同様に軽くなります。

 

大腿直筋が優位だと、体幹のコントロールの問題や膝の故障などに繋がりやすい。

 

常に気にしておきたい部分です。

 

 

 

長くなったので、次回に続きます。

 

 

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。