特別授業3回目
医療系専門学校での特別授業。
90分×2を、4回。
今日がその3回目でした。
満員電車に揺られながら、向かいます。
吉祥寺で井の頭線へ乗り換え。
吉祥寺は始発駅なので、確実に座れます。
余計な消耗は回避。
これ重要。
毎日朝から満員電車で会社に通っている人、凄すぎ。
僕にはできません。
最寄駅からほど近いカフェでゆったり最終準備。
「内容」ではありません。
「状態」の最終準備。
もちろん、授業の内容の候補は用意しています。
が、きちっとは決めません。
場の空気に委ねます。
だから、必要な準備は自分の在り方。
左重心なら大丈夫。
出たとこ勝負でどうにでもなります。
左重心は自分の良い状態ですから。
能力は自ずと発揮されます。
そう感じています。
頑張らなくてもうまくいく、的な感じ。
で、今日は2年生。
前回までは1年生。
初めまして。
自己紹介を兼ねてスライドで授業。
これもね、場の流れで。
60分くらいのイメージでしたが、終わってみたら90分。
思ったよりも長引きましたね。
次の90分は実技を。
場所を移動してリスタート。
テーマは「正常な左右非対称」
・正常な左右非対称
・左右対称
・異常な左右非対称
この3つを説明。
赤のゾーンが正常な左右非対称。
求める部分です。
緑の針が左右対称。
正常ゾーンにはありません。
さらに左は異常な左右非対称。
左右対称をまたいで、本来あるはずの逆の左右非対称になっています。
右の青斜線部は、異常な左右非対称。
逆ではないですが、正常を越えた左右非対称です。
目指すべきは正常な左右非対称。
目指すゴールは左右対称ではないということです。
そこ超重要。
違う目的地に向かわないように。
ざっくり流れとしては、、
まず片脚立ちを評価
→ 左右対称?どう? 左右非対称でしょ?
→ それが自然だと考えると、歩き方ってどうなる?
→ 正しい歩き方をベースにすると、足の内側縦アーチは左右どちらが高いのが正常?
→ さらに、腓骨頭は左右どちらが高いのが正常?
→ 腓骨頭の高さが逆なら何故そうなる?
→ 修正するにはどこを?
そんな禅問答みたいなやりとりを、身体をチェックしながら繰り返していました。
生徒さんたちも熱心に考えてくれて。
アイディアを前でデモしてくれたり。
そういうのは嬉しいなぁ。
良い雰囲気でした。
楽しかったですね。
最終回は来週。
実技バンバンやりましょう!!
ちょっと名残惜しかったりして。
秋だからかな。
最後までお読み頂きありがとうございました。