スーパー人参作戦
先日は学童の運動会の練習会。
「事件」が起こった日ね笑。
そこで、大縄跳びの練習が。
リレーとかはまだ良いわけですよ。
チームだけど、個人の出番でやりますよね。
大縄跳びはね、全員一緒に跳ぶやつ。
引っかかるとね、「犯人」に。
うちの息子、縄跳びがめちゃ苦手。
数年前から指摘されていました。
が、父は放置。
妻には、
「俺はプロなんだから大丈夫。そんなんあとで何とでもなる。本当に困る状況になったら何とかする。」と。
そしたらきました。
本当に困る状況。
失敗の半分は、うちの息子が「真犯人」。
なんか知らないけど、片足ずつ跳ぼうとして残り足が引っかかる。
その繰り返し。
10人以上でやりますからね。
他の子は徐々にイライラ。
「ねー!ちゃんと両足でとんで!!!」
引っかかる度に、後ろの女の子に怒られ。。
親も熱心だからね。
徐々に微妙な空気に。
ついには我慢できない他の子のママさんが、うちの息子を外して個人練習がスタート。。
これはまずい。
本当に困る状況ね。
というわけで、次の日から朝練スタート。
やらせてみると、やっぱりまずい感じでした。
そうなるとね、本人がつまらなくなりますからね。
やらされ感とつまらなさのループね。
縄跳びどうというより、それは息子の深い部分に刻まれちゃうからね。
苦手、できない、やりたくない、やらない、やますます苦手、やらされる、つまらない
あるあるですね。
そんなパーソナリティを染み込ませるのは絶対嫌。
主体性と自己効力感。
自分からやる、達成、自分ならやればできる
これでしょうよ。
スポーツやる意味って根本こういう部分にあると思っているので。
で、考えた末に出した対策。
スーパー人参作戦🥕
スーパーで人参を安く買う話ではないですよ。
早い話が、ご褒美作戦。
課題を設定。
達成したら、ご褒美。
シンプルです。
今回は、6つ課題を設定。
一つクリアしたら、ポケモンガオーレ1セット。
今流行りのポケモンのゲームです。
1セットで3回バトル。
相手を倒すと、ガオーレをゲットできます。
1回バトルするのに100円。
ガオーレをゲットするのに100円。
全勝したら、1セットで600円。
うまくできてるなぁ。。
我が家ではそれを月に1セットのルール。
それが、課題をクリアしたら追加でプレー。
6つの課題をクリアしたら、半年分プレーできるわけです。
まぁこれで息子のモチベーションが沸点に達しました。
針を振り切りました笑。
前回の朝練では、足が痛いから休みたいとかすぐ口にしていました。
今回は、
もう一回!もう一回!
息を切らしながら笑。
で、課題2つクリア。
やるやないか!!笑
恐るべし人参作戦🥕
これね、心理学だと良くないと言われがちなやつ。
結果(によるご褒美)に意識がいきすぎて、そのものを楽しめなくなる。
ご褒美がないとやらなくなる。
内発的な動機づけが大事、みたいな。
わかるんですけどね。
ご褒美出したとしても、さじ加減でどうにでもなるのでは?
思うわけです。
今回は、まぁ縄跳びだし、みたいな思いも。
できた達成感とか話したりね。
息子の「内側」の実感。
「そのもの」が楽しい。
「そのもの」を楽しむ。
関わり方についてはやや慎重に。
柔らかく見守っていきたいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。