インターハイ目指してやってきたこと

年明けからインターハイに向けてやってきたフィジカル強化について書いてみます。

 

現場での対策はトレーナーを中心にスタッフ陣が。

 

自分は大会への帯同はなく、毎週火曜にトレーニングで鍛えるという役割です。

 

その範疇でしてきた事について書きますね。

 

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まず、年明けからリーグ開幕までは、全面的に鍛えます。

 

 

ストレングス・スタミナ・スピード。

 

 

負荷強度、量、頻度共に高い。

 

選手にとっては精神的にも肉体的にも厳しかったかもしれません。

 

まずリーグ開幕までが大きく一区切り。

 

 

で、リーグ開幕後からは、毎週末のリーグ戦に向けて合わせつつ、右肩上がりでインターハイへのもっていくことがテーマとなります。

 

課題というのは探せばいくらでも出てきます。

 

選手達の長い目で見たサッカー人生が拓けていくことと、インターハイで結果を出すこと。

 

 

現状と目的から優先順位を決めていきます。

 

 

そういう意味ではインターハイについては、気候条件への対策が一番です。

 

相手と戦うことと共に、気候条件と戦わないとならない。

 

過酷な暑さの中での過酷な日程。

 

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質をどんなに高めても試合で発揮されなければ何の意味もありません。

 

 

暑さに対策する持久力戦略。

 

5月くらいにはすでにスタートしていました。

 

 

7月くらいに何日かかけて暑熱馴化。

 

良くある対策だと思います。

 

 

が、正直近年の暑さは異常です。

 

異常過ぎます。

 

 

なので、5月頃からは毎週火曜日に暑さ対策。

 

気候条件も加味してその都度内容をアレンジしていました。

 

暑くなければ、奇数の週は空手場でボディワーク。

 

暑ければ、それはなしで即グラウンドでトレーニング。

 

 

練習開始は16時です。

 

30分、60分でも気温は下がっていきます。

 

 

なるべく高い気温の中で身体を動かす。

 

それがとても大事です。

 

 

どちらかというと、持続的な内容が中心です。

 

 

 

それが結局、熱い中でも燃費の良い身体を育てていきます。

 

5月でめちゃ暑いということはありませんが、そこから対策を張っておくことで、よりスムーズに順応を促せます。

 

 

言うなれば、何度も何度も暑熱対策を繰り返してきたことになります。

 

暑さに慣れていないのが一番危険です。

 

場合によっては生命にも関わる。

 

 

ただ、開催される以上は、その中でのリスクを下げる。

 

そう考え、身体を慣らす働きかけをし続けてきました。

 

が、

 

それでも間違いなく選手達は暑くてきつくて仕方なかったはずです。

 

そんな中、大会を通じて足をつったり大きな負傷者が生まれなかったのは、非常に良かった部分でもあります。

 

 

レギュレーションについては様々な方が意見しているので、そこはパワーをお持ちの方にお任せします。

 

矛盾を感じながら運営にかかわり、板挟みになってやりきれない思いをしている方も多いんでしょうね。。

 

 

 

インターハイで大きく一区切り。

 

ここからは選手権に向けての内容になります。

 

 

より磨き上げられた集団になれるようにみっちり鍛えていきたいと思います。

 

 

 

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。