18.腸腰筋を活性化する方法
シリーズものの記事が途切れていました。
まあ似たようなテーマの記事にはなっていますが。。
再開します。
これまでの記事で腸腰筋の重要性について書いてきました。
簡単に要点を
・レベルアップのためには心身が良い状態であることが好ましい
・心身良い状態とは言い換えると「内剛外柔」と「上虚下実」であり、「内部に芯が通って下半身が安定し、表面や上半身の筋肉の無駄な力が抜けた状態」
・その状態のカギとなるのが「腸腰筋」
・パフォーマンスと腸腰筋の発達度合いには相関関係があり、レベルが高い選手ほど発達している
・レベルが高い選手の腸腰筋が発達しているのは、動作の中で腸腰筋を使ってきた結果によるものなので、レベルを上げるためには腸腰筋を「筋トレで鍛えること」よりも「活性化させて使えるようにすること」を考えた方が良い
こんなところですかね。
細かいメリットについては他の記事に書いているので、是非読んでみて下さい。
で、現代のトレーニングでは「機能改善」が中心に据えられつつあるような流れですが、
僕の考えでは、腸腰筋を活性化させて使えるようになっているかが機能改善の大きなカギだと考えています。
本来使われるべき筋肉ではなく、違う筋肉で動作してしまう。
「代償」と呼ばれ、ケガの原因にも。
代償によって骨格が歪み、さらなる代償。。
逆に骨格が歪むことによって筋肉の働きが落ちて代償。。
鶏が先か卵が先かみたいな感じですが。
このような代償を改善するために細部を掘り下げていけるトレーナーは本当にすごいなと思います。
僕にはできません。
ですが、「時間あたりで喜んでもらえる結果を出せ」と言われれば、結構出せます。
そのカギが腸腰筋の活性化にもなるわけで。
パーソナルトレーニングで代償がある方は、まず腸腰筋が最適な状態にはありません。
なので、そこから中心に全体を考えて変えていくと、大抵解決します。
だから、パーソナルトレーニングで急に「数日前から肩が痛くて、、」みたいな話になってもその場で対応して喜んで頂いています。
腸腰筋を中心に身体を良い状態にすると痛みをは無縁になっていくわけです。
長くなったので次回に続きます。
最後までお読み頂きありがとうございました。