去年まで、Jクラブでのフィジカルコーチをすること12年。
3クラブで仕事をさせて頂きました。
その中で、高体連は未知の領域。
どんな感じなんだろうか?
気になっていました。
すると気づけば高体連の指導をしている自分。
しかも3チーム。
つくづく恵まれていると感じます。
そして、
プログラムの立案にあたり、多少戸惑いがありました。
負荷の強度と量。
もちろん今までも高校生年代の指導はしてきました。
が、感触がまた今までと違う印象も。
新鮮な発見。
新たな経験。
その連続です。
勉強になりますし、鍛えがいあります。
で、自分の中でまだ解せない点が。
それは、持久力の向上について。
例えば、プログラムの選択として。
同じ目的に対して、
「強度が最適なAプログラム」と「よりハードなBプログラム」
どちらをやるか。
クラブの時は迷わずAプログラムですね。
とにかく「質」。
効果的。
疲労を押さえつつ、ですね。
最大効果というよりは最適パフォーマンスの方がふさわしい表現。
怪我のリスクや週末の公式戦を考慮して。
もちろんそれは高体連でも大事ですが。
まぁ歴代関わった選手達からしたら、きつかったとは思いますけどね(笑)
で、その最適が、全てにおいて正解なのか?
とも思ったりするわけです。
長期的に鍛えるという視点では、よりBなのではないか?
疲労耐性も高い集団なら。
公式戦期間もひたすら右肩上がり。
もちろん、そこには重要な「さじ加減」が必要。
今年は、より「攻めた」トレーニングを。
質だけでなく、量も。
それが選手の最大効果になると信じて。
理論の先。
最後は「さじ加減」のセンス。
そう思っています。
最後までお読み頂きありがとうございました。