フィジカル強化の必要性

走るメリット3 - 進化と健康を応援する

 

 

続きです。

 

再会での話。

 

その中で、こんな話が出ました。

 

 

「筋トレで失敗しちゃいました。」

 

ほう、それは興味深い。

 

聞けば、身体が重くなってしまったとのこと。

 

今は中止しているそうです。

 

どうすれば良いのか、と。

 

 

それを聞いて、思うこと。

 

 

大学生サッカー部で、トレーニング指導者がどれくらいいるのだろうか、と。

 

また、きちんとした知識を持った上で大学サッカー部に入部する選手がどれくらいいるのだろうか、と。

 

 

数年前に、大学卒でプロになった選手からも話を聞きました。

 

その選手は、ユース時代に関わっていた選手なので、筋トレもその内容を大学四年間継続したそうです。

 

もちろんその内容は間違ってないですし、デメリットが起こるような事はありません。

 

プロになれたわけですし、「成功」と呼べるかもしれません。

 

が、ユース年代に積み上げた上の大学四年間が同じ内容になるというのはちょっと違うと思うんですね。

 

もっとグレードアップにつながる内容にするべきで。

 

聞けば、同じ大学の仲間たちもあまりはっきりした知識はなかったようで、自分たちが高校時代に実施した内容をお互いに情報交換しながら行っていたようです。

 

チームの活動としてのトレーニングスケジュールも特になく、自主的に行っていたようです。

 

 そういうチーム・選手は少なくないのでは?と思います。

 

 

 

大学生年代は筋肉もより発達しやすくなります。

 

四年間をうまく活用すれば、大化けの可能性もあるわけです。

 

実にもったいないなと。

 

考え方ややり方だけでも伝える場があると良いかもしれませんね。

 

大学生は「自分次第」度もより強い年代。

 

いわゆる、「魚の釣り方を伝える」だけでも、積み上げはだいぶ変わってくるように思います。

 

現状では大学生の指導はしていませんが、いつかそういった指導もできると良いかなと。

 

また、現在関わっている高校生達が次のステージに行った時、自分達で磨き上げていけるような状態にする事。

 

それも重要な役割だなと感じました。

 

 

 

今年は色々動きやすく、また形にしやすい働き方をしています。

 

パーソナルトレーニングにチーム指導、やればやるほど感じることがあります。

 

それは、間違いなくニーズは多いということです。

 

サッカーに関して言えば、諸外国では育成年代から専門職のスタッフがフィジカル強化をきっちり実施しています。

 

その時点で大きな差があるわけです。

 

そんな中で、最終的にA代表での差が出るのは当然ではないでしょうか?

 

もし人種の差があるというのであれば、日本人はその分鍛えないといけない立場なのではないでしょうか?

 

もうすぐW杯が始まります。

 

見えてくることがあるはずです。

 

そして育成年代からしっかり取り組む。

 

それが重要だと思うのです。

 

 

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。