イチローと筋トレ2
こちらの記事の続きです。
スポーツには、競技特性とポジション性がある。
さらにはプレースタイルもあります。
そこまでにしておけば良いのに、「全員そうだ!」みたいな言い方しちゃうから、、。
と、思うわけです。
確かに、イチロー選手が持っているものは、あらゆるスポーツに役に立つというのはあると思います。
が、色々な選択肢の中から方向性やコスパは考慮する必要があるわけです。
方向性てのは、対象となる個人のレベルアップにより好ましい選択か。
コスパってのは、どれくらいの時間と労力ついやせば効果的かってこと。
要は、進化につながりやすいかってこと。
この繋がりやすいかって部分は、チームのトレーニング指導者として活動している人にはご理解頂けると思います。
包括的に考えて、チームスタッフとのやりとりを経て、限られた時間の中で内容を選択する。
悩みどころですよ。
改善点なんて探せばいくらでもあるわけで。
やった方が良さそうなことなんて、いくらでも挙がりますから。
ちなみに僕は胴体力推しなわけですが、、
胴体力って、カテゴリーの一つだと思っています。
必要な能力、考えなきゃいけない項目。
だから、「胴体力を考慮する」ことが大事で、「胴体力が全て!」ではないという考えです。
こう書くと、胴体力エキスパートの方には「君に胴体力の何がわかるんだい?」って言われそうですが。
だから、「操作 vs 筋トレ」にはならんのです。
胴体力をベースにすると、スピード、持久力などへ相乗効果に繋がりやすいと思っています。
世間的に認知度が低いから、このブログで取り上げることが多くなってますね。
「イチロー包括的に凄いね」
「操作よりで成功した好例だね」
とは思っていても、
「イチロー方式が全てだ!」
とはならんのです。
全体への「バランス感覚」が重要なんですよね。
いやいやそれやるなら、走りこんで持久力つけた方が良いよ、、、
いや、まずしっかり身体作ろうよ、、
なんてケースは、多々ありますから。
あとは、目の前の試合なのか、10年以上先を見据えているか。
どっちも大事です。
この視点も大事だと思うわけです。
自分は今は高校生年代をサポートしていますが、まずしっかり抑えたいポイントは、
・怪我させないこと
・走れるようにすること
・筋力ベースを高めること
です。
地味ですね(笑)。
でも大事なんですよ。
そこらへんは選手の「スケール」の大きさにつながる部分だと思っているので。
二次曲線的な飛躍が起こりやすくしておく、みたいな感じですかね。
「強化」です。
毎週指導している選手達は本当に凄いですよ。
毎週ですからね。
毎週何かを乗り越えてるわけで。
尊敬します。
なんかだんだん日本人選手って脆くなっているようにも感じているので。
まず鍛えてなんぼだと思うんですよね。
最後までお読み頂きありがとうございました。