昨日の記事との関連です。
「リラックスについては別の記事で掘り下げます」と書いていたので、忘れないうちに書きます。
「リラックス」
感覚が強いのは、リラックスができているからです。
こう書きました。
「感覚」
誰にでもあるものですよね。
目に見えないのが難しいところですが。
なぜ、リラックスできていると感覚が強いのか。
試してみて欲しいことがあります。
まず両手の平に、物を乗せます。
できれば近い重さであろうものがいいですね。
例えば、同じタイトルの違う号の雑誌とか。
靴下の右と左とか。
まぁ何でも良いです。
で、それらの、
どちらが重いかを、確かめて下さい。
もちろん、重さを測ってではありません。
自分の手で確認します。
全神経を研ぎ澄まして!
如何でしたか?
どちらが重かったですか?
実はこれ、どちらが実際に重いかは問題ではありません。
確認したかったのは、
何をしていたか?です。
力を入れていましたか?
それとも力を抜いていましたか?
おそらく、
力を抜いて、上下に揺すったりしたと思います。
それが、感覚に意識を向けやすい状態と言えます。
つまり、感覚が強い状態です。
昨日の記事で、感覚が強いのはリラックスしているからと書いたのは、そういう意味です。
ガチッと力が入っていたら、感覚を掴みにくい。
余計な力が抜けているから、感覚がはっきりする。
センサーがしっかり働ける。
先の実験を、もう一度。
今度は肩や首や腕に力を入れてやってみて下さい。
力を入れるほどに、重さの違いを捉えることが格段に難しくなるはずです。
力みはセンサーの邪魔をするんですね。
昨日の記事に関連すると、力みを伴うと感覚の物差しを形作ることが困難になります。
当然、上達スピードに影響するはずです。
まぁ力みがある中では、そもそも動き自体ちゃんとすることが難しいとは思いますが、、。
で、ただ「力を抜く」だと、ヘニャヘニャになりますよね。
そもそも、さっきの実験で物を持つことができないじゃないかと。
そうなんです。
だから、正確には「余計な力を抜く」です。
それが、リラックスと呼ばれるものだと思います。
次回に続きます。
最後までお読み頂きありがとうございました。