もも前ばかりが疲れる4
今日のパーソナルトレーニングでタイムリーな事例がありましたので、ちょっと書いてみます。
ももの前が疲れがち。
筋トレでも前をよく使っている感じになりがち。
単純にエクササイズフォームの問題の場合もありますけどね。
加えて、右脚に関してはももの裏が張る。
右脚はももの前も裏も肉離れの経験あり。
順に追っていきます。
まず、右脚ばかり痛めることに関して。
これは、右脚が強かったり力を出しやすかったりして、右脚に頼っている事が考えられます。
歪みの結果だったりもしますね。
で、胴体力的に表現すると、右脚の方が股関節の捉えがはっきりしていて左脚は捉えが薄い。
筋肉が発達しているのは右。
こういう場合は右脚は膝を痛めたりしやすく、逆に左は足首の捻挫を起こしやすかったりします。
右は地面について動く負荷大きすぎ。
左は地面につくのが苦手だから。
もちろん一概には言えませんが。
次に、右脚だけについて考えた時。
お尻の筋肉がしっかり使えていませんでした。
同様の働きを担う、もも裏のハムストリングスに負荷が偏りやすくなっている。
そしてももの前、真ん中の大腿直筋の肉離れの経験がある。
関連して腸腰筋と呼ばれる身体内部の筋肉があまり使われていないと考えられました。
辻褄は合うんですね。
このままトレーニングを進める前に改善の必要があります。
下手に負荷をかけると、ますます得意に頼ってバランス悪くなり、かえって怪我のリスクが高まることにもなりかねません。
で、
腸腰筋や臀筋を動きの中でしっかり使えるような状態にする事
右脚への偏りを緩和する為に、左脚での股関節の捉えを深める事
を対策としました。
で、1番大きな訴えは臀部の筋肉をしっかり使えていない、でした。
時間があまりかけられなかったので、ポイント刺激。
膝から10センチくらい上、太ももの右前。
そこらへんを手のひらで30回くらいグルグル円を描くように刺激。
やる前と後で、股関節の伸展で使われ方をチェック。
反応が出てくれたので、助かりました。
その後の他のトレーニングも概ね問題なくできました。
あとは宿題を出しましたので、練習となりました。
同じような状況の方は、是非試してみて下さい。
最後までお読み頂きありがとうございました。