もも前ばかりが疲れる3
今回は、自分が超もも前型だった経験を活かして、その状態と、ハムストリングや臀部を使えている感覚の違いについて書いていきます。
あくまでも僕の主観ですので、予めご了承下さい。
まず、もも前型。
疲れやすいです。
本来なら身体の様々な筋肉で協力して受け止めるべき負荷を、そこだけで請け負うようなことになります。
踏ん張って、遅い。
ガシッて感じ。
で、疲れてくるとさらに瞬発力が一気に落ちる。
その疲れた時の感覚がまた本当に嫌な感じ笑。
疲れた時の感覚も違うんですよ。
そして、もも裏型。
余計な力が抜けやすくなります。
姿勢が良く、視野も広がりやすい。
立っているのが気持ち良い感覚。
もも裏を使えるということは、「腸腰筋」も使えていると可能性が高いです。
絶対ではないですが。
「腸腰筋」は競技レベルとの関連性が非常に高い筋肉です。
腸腰筋をしっかり「使える」ことは、上達に直結する大切な部分だと思います。
だから腸腰筋を使えない選手は極端な話、練習するより先に腸腰筋を使えるようにした方が良いと考えています。
今挙げたような部分は、もともと能力高いところでスポーツをしてきた人にはわからないことかもしれません。
例えば、プロを経験したレベルの指導者の方には。
自分が自然とできていた部分は、できない選手に共感できない。
ただ実際、今現在指導しているチームに即プロに繋がりそうな選手が何人いるのかと考えると、ほとんどいないのが「普通」です。
だから、色々なことがうまくいかなかった経験を活かすと、「わかってあげられる」メリットを指導に繋げることができます。
解決できるのが前提ですが。
そこらへんが僕自身の強みです。
ダメすぎたから、「ダメへの共感力」が半端ない笑。
高いレベルを経験していないことは、知らない世界があるという、大きなウィークポイント。
昔はそこばかりに目がいってました。
劣等感ですね。
でも多くを経験する中で、自分だから活かせる道があると、今ははっきり認識できています。
「ダメ解決」=「進化につながる修正」です。
細分化すると、例え代表クラスが相手でも十分役に立つことができます。
そういう運の良い経験の積み重ねも強みです。
今年は二次曲線的に状況が動き続けている感じがします。
ただひたすら進化を応援しているだけですが。
最後までお読み頂きありがとうございました。