葉加瀬太郎さんが「クロスフィット」に取り組み始めたという話を小耳に挟みました。
音楽家さんでも楽器を持つにあたり、姿勢を左右する体幹は大事、と。
で、それを聞いて思うこと。
胴体力にも取り組んで欲しい。
以前の記事で、フィジカルについて「巧さ」「強さ」「速さ」「タフさ」という風に考えていると書きました。
で、僕はクロスフィットについてはあんま良く知らんのですが、
恐らく、
クロスフィットは、「強さ」「速さ」「タフさ」を合理的に伸ばすトレーニング。
もちろんその中にはエクササイズを的確に行う上での「巧さ」は要求される。
その中で、今持っているスキル(巧さ)をコンサートなどで長時間発揮するにはクロスフィットは有効だろうと。
で、葉加瀬さんもそこを意識してのことであれば、良い選択になるんでしょうね。
で、じゃあなぜ胴体力にも取り組んで欲しいかというとですね、、、
演奏の「巧さ」自体を深めることに繋がるからなんですね。
そこのところは胴体力の開発者である伊藤昇先生の著書「スーパーボディを読む」に詳しく書かれています。
興味がある方にはおすすめの本です!
演奏もそうですが、バレエやダンス、舞台俳優などの身体表現を追求する方には最適ですね。
身体感覚を磨き「巧さ」を深める
そもそも、トレーニングでそんなことが可能であるということ自体が、そもそも一般的に認識されてないですからね。
と、いうことは周囲の方々との差別化に繋がるというわけで、だからこそ胴体力はおすすめです。
クロスフィットと補い合う形で。
逆に胴体力には心肺機能や筋力強化や筋肥大など要素はほとんどありませんから。
それぞれのメリットがあるわけだから、「どちらか」ではなく、両方やれば良い。
なんとかメソッドみたいのはたくさんありますが、
「怪しい」
「難解で理解不能」
「実感できないからそのまま続けて大丈夫か迷い、結局続かない」
「それ以外のトレーニングは一切やめろと言われる」
的なものも少なくないですからね。
僕自身のパーソナルトレーニングは、胴体力を中心にいろんなメソッドを「いいとこ取り」してまたその場で「実感」できるので、葉加瀬さんには是非一度受けて頂きたいなぁ。
あと、
フィギュアスケートの浅田真央選手には胴体力に取り組んで欲しかったですね。
胴体力をやり尽くしてみて、それでもダメなら引退でも遅くなかったのかなと。
だって、知らなかったはずだから。
最後までお読み頂きありがとうございました。