腸腰筋が活性化するとどうなるのか?

今回は腸腰筋が活性化するとどのような状態になるかについて書いてみますね。

 

 

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腸腰筋が活性化するとこうなります

自分は腸腰筋が活性化すると以下のようになります。

 

膝が引き上げやすくなる

立った状態で膝を引き上げる(もも上げの動き)をしてみると、

活性化されている場合は軽く大きく引き上げることができます

 

片脚立ちのバランスが安定する

片脚立ちになってみると、身体が楽に安定した状態です。

例えば、足指や足首の筋肉で頑張って踏ん張るようなことをしなくても、

余分な力が抜けた状態でバランスが取れます。

足の裏がペタッと吸い付いたような感じになりますね。

 

肩の位置が下がる

肩の位置が下がり、よく回るようになります。

 

姿勢がスッとしてきます

身体の余分な緊張が抜けてくるので、姿勢が良くなってきます。

緊張が抜けた中で、腸腰筋が繊細に姿勢を調節している状態だと思われます。

 

メンタル的にも安定します

腸腰筋は「軸」を形成する為の筋肉とも言われています。

軸がしっかりしてくると、精神的にもブレにくくなってきます。

「よし、やろう!」って感じになりやすくなりますよ。

 

身体が「快」になる

余分な緊張が抜けることで、身体は非常に楽になります。

腸腰筋が活性化してこの状態になることで初めて力んでいたことに気づくことも多いと思います。

腸腰筋を活性化することは、本来の理想的な状態に近づいていくことでもあります。

 

これらの項目でチェックができる

上に挙げた項目で腸腰筋が活性化しているかどうかのチェックができます。

適切に腸腰筋を活性化させることができれば、変化が起こります。

逆に言えば、うまくいっていないかどうかもわかります。

これはエクササイズの質を自分で検証できることになるので、非常に便利です。

 

上虚下実と内剛外柔

上虚下実とは、上半身のムダな力が抜けて下半身が充実して安定している状態です。

内剛外柔とは、外側(身体の表面)のムダな力が抜けて内側の筋肉が活性化した状態です。

これらは武道の世界での身体の理想とされている状態だそうです。

腸腰筋を活性化させることは「上虚下実」と「内剛外柔」を目指すことでもあります。

 

この記事の内容をしっかり抑えた上で、エクササイズに取り組んで欲しいと思います。

 

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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