続きです。
「青柳さん、お久しぶりです!」
懐かしい再会がありました。
7年以上前になるでしょうか。
自分がマリノスにいた頃に、ジュニアユースの選手だった彼。
彼はジュニアユースから高校へ進学、現在は大学生です。
名前、覚えていました。
セーフ(笑)
懐かしい話や近況を色々。
その中で、
「ジュニアユースの時にしっかり走っていたから、高校に上がってからしっかりついていけました。」
そんな話をしてくれました。
嬉しいですね。
走らせたの、俺じゃないけど(笑)。
僕は当時、ユース年代を担当していましたから。
ジュニアユース・ジュニア担当には当時もう1人、鬼軍曹のようなフィジカルコーチがいました。
きっちりとやっていました。
きっちりと。
今は他のJクラブへ移籍。
トップチームのフィジカルコーチとして活躍しています。
そこでもきっちり鍛えているようです。
僕はジュニアユース年代にきっちり走れるようにしておく事は、非常に重要だと考えています。
データと照らし合わせても、走れない選手はトータル「脆い」側面があります。
怪我しやすかったり。
ユース年代で強度も活動量も活動頻度も上がる中で、消化不良になりやすい。
走れないからこそ、いつも苦しい思いをしなければならなくなる。
自分の良さを発揮できない。
思い通りにいかず、嫌になる。
明らかに不利なんですね。
ステージが上がると、小手先の技術は簡単に潰されてしまいます。
良いものを持っているからこそ、それを発揮できるように。
その土台が基礎体力なわけです。
ちなみに、基準を挙げるとすれば、
12分間で3200m以上走れることです。
それが、高校入学時までには達成できている事。
非常に重要だと思います。
ちなみに、データによると彼は中3時点で3500m以上走っていました。
それはすごい。
最後までお読み頂きありがとうございました。